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2009/4/11 (土) Posted in くまねこ堂通信 | 2 Comments »

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ただいまこれを読んでおります、なかなか面白い!

「秘密の手紙箱―女性ミステリー作家傑作選(3)(光文社文庫)」
新津きよみ、仁木悦子、乃南アサ、藤木靖子、皆川博子、
宮部みゆき、山崎洋子、山村美紗、若竹七海

単純にミステリーとして読んでももちろん面白いのですが、
女性ならではの心理描写だなあと思わせる箇所が随所に出てきて、
それがまた同性としてはニヤリとさせられます(* ̄ー ̄)

例えば宮部みゆきさんの「弓子の後悔」というお話の中に出てくるこの一節。
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  誰かに意地悪されて傷ついたとき、友人や恋人にそれを打ち明けて、
  そんな意地悪をする人はあなたに嫉妬してるんだよ、言わせておきなさい、
  と慰めてもらう—-そして人間の善意というものを信じて生きてきたのに、
  今初めてそれを裏切られ、驚いているというような顔をして、殊勝に目を伏せる。
  そんなふるまいは、二十歳かそこらの女の子のすることだ。
  もっとも、二十歳の女の子だって、本気でそんなふうに思っているわけではない。
  かつて二十歳の女の子であったことのある大人の女性なら、
  そんなことは誰でも知っている。彼女たちは芝居しているのだ。
  ただ、その芝居の似合う若さと初々しさを持っているから、
  その芝居が傍目で見て決してそぐわないものではないから、そして何よりも、
  自分たちも過去にはそうやって世渡りしてきたという覚えがあるから、
  だから黙って、微笑して見過ごしてやっているだけなのである。

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ふおおお!さすが同性ならではの冷静な視線!(笑)
ちなみにこのお話は、32歳の独身女性が、
高校時代に振ったクラスメイト(牧村孝史)が
今や売れっ子シナリオライターとして大活躍していること、
そして同じくクラスメイトであった女性(横井朋美)と彼が結婚していることを知り、
いかにして彼の心を取り戻し、奥さんから奪い取るかと執心するお話です。
そして後半に、謎の骨董屋店主(笑)が出てくるのですが、
その骨董屋さんの台詞がナイス!(。+・`∀・´)b
(↓ちょこっとネタバレあるかもしれないのでご注意下さい)
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  あなたは成功者となった牧村孝史だけを見ている。だがそれは、
  彼に横井朋美という女性がいたからこその「現在」なのですよ。
  あなたに振られず、ずっと一緒にいたなら、
  彼はシナリオを書きさえしなかったかもしれない。
  脚本家になりたいという夢は持っていても、それを実現するチャンスは
  来なかったかもしれない。
  田村俊平(牧村の芸名)として華やかに世渡りをしている彼の「現在」は、
  あくまでも彼と朋美さんのものなんです。
  あなたが割り込んで、いいところだけを横取りするわけにはいかない。

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おおお!!(´∀`ノノ゙☆
そうよねー、うちも、「くまくま堂」でもなければ「ねこねこ堂」でもなくて
「くまねこ堂」なのよね、
パートナーに対する感謝の気持ちを常に忘れないようにしなくっちゃねー!
(*≧∀≦ノノ゙☆ (*-ω-*)

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