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本日は、「しもつけ盆踊り考」(随想舎 1997年)をご紹介したいと思います!書籍の中でも多くの人の心を引き付ける「民俗学」というジャンル。こちらを掘り下げるには、その土地の研究家によって出版された書籍や冊子の調査と蒐集が必要不可欠となります。

研究の参考文献として貴重なものではあるのですが、これら地元出版社で刊行されたものは市場に出回る数が少なく廃版になりやすいため、俳優で民俗芸能学者として大きな足跡を残された小沢昭一さんは、地方に行くとまず地元の本屋さんで地元出版社の書籍を買いあさったということを自著で記されております。

本書は題名の通り、「しもつけ」=「栃木県」の盆踊り、民謡について取り上げたもので、地元研究者ならではのリアルな内容を楽しむことができます。

栃木県といっても北(日光、那須)と南(佐野、足利)では文化が違っており、本書の著者は佐野市出身ということから、佐野・足利方面の盆踊りや民謡についての記載が多いように思われます。

この書籍を読むと、地元に伝わる盆踊りが曲によって右まわりだったり、左まわりだったりの違い、それから興味深いエピソードとしては明治時代の「盆踊り禁止令下」、那須の別邸で生活していた乃木希典大将は地元民が隠れて盆踊りを楽しんでいたことを知って、「盆踊りは昔からあるもので、先祖供養にもなることだ、禁制にそむいていけないのなら罰金はおれがだすから皆を愉快に遊ばしてやってくれ」と言い放ち、邸宅内に櫓を組んで、盆踊りを行ったという経緯があるということで、乃木将軍の人柄を思わせるものがありますね。ほかにも今も栃木県では広く歌われている「和楽踊り」の由来についても諸説記されており、なかなか興味深いものがあります。

東京の盆踊りといったら「東京音頭」ですが、地方それぞれの音頭を網羅するのも楽しそうですね!

byこばちゃん


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