御茶ノ水ソラシティプラザにて行われる古本市にくまねこ堂も出店しています! 手作りPOP(購買広告)が目印です!

 先日は、葛飾区東新小岩のお客様よりのご依頼で、経済学、ちくま学芸文庫、岩波文庫をお譲りいただきました。ありがとうございます。
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 現在開催中の、御茶ノ水ソラシティプラザにて行われる古本市にくまねこ堂も出店しています! お値打ち価格で販売しておりますので、どうぞお立ち寄りください!

※【公式】ツイート
https://twitter.com/koshoichi/status/1320601718590062592

ソラシティ

 この手作りPOP(購買広告)のあるのが、くまねこ堂のワゴンです。続々補充もかけていますので、どうかよろしくお願い申し上げます!

 他方で、アマゾンでの出品も鋭意進めております、その中にはほぼ新刊書といってよい新しいご書籍もございます。

ディケーター『文化大革命』

 上記画像は、フランク・ディケーター『文化大革命――人民の歴史 1962-1976』谷川真一監訳・今西康子訳(人文書院、2020年)です。

 文化大革命(文革)とは、1965年より毛沢東主導下で展開された。中国の政治・権力闘争です。本書は文革の出発となった時点、すなわち毛沢東が「階級闘争を決して忘れるな」とのスローガンを発表した1962年から始まるタイトルになっています。

 著者のディケーターについては、本書の前の時代、生産性の急激な向上を目標とした大躍進政策(1958-1962)の惨禍を扱った『毛沢東の大飢饉』(草思社、2011年、文庫版2019年)でご存知の方もおられるかもしれません。中国の地方(省および市)の公文書に直接あたるなど、ディケーターは膨大な一次史料に基づいた記述で定評がありますが、「人間ドラマ」仕立てで現実の生々しさを表現する点でも注目されています。そのため、本書の読書は、(1)通して読む、(2)前著とのつながりで読む、(3)事実関係での新発見をチェック、(4)政治指導者と人民それぞれの「人間ドラマ」を読み解く、というような複数回の読書となりましょう。

 実際のところ、毛沢東時代の中国では何が起きていたのでしょうか。詳しく理由は書き切れませんが、必ずや気が滅入る読書となるはずなので、御茶ノ水ソラシティプラザの古本市でクラシックCDなどお求めください! ややもすると、絶望の中で一縷の望みを発見するようなスリリングな読書になるかもしれません。

小野坂


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