時代を奔走する若者にさわやかな青春を感じてみませんか🏃

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さわやかな春風が吹くようになり、過ごしやすく感じる日が増えてきました。眺めの良い場所へお出かけしたくなりますねbud.gif

 

先日は出張買取で江東区のお客様より直木賞・芥川賞受賞作の初版本、歴史学、民俗学、平凡社ライブラリー、CDなどをお譲りいただきました。ありがとうございました。

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本日はこちらを紹介させていただきたいと思います。

1998年に行われた司馬遼太郎展の図録です。表紙からなんだかかっこいい図録ですね。

 

このように司馬先生の取材をされている姿や使っていた私物、原稿など様々な写真が載っています。

左上の写真は、燃えよ剣の取材風景のようです。わたしが初めて読んだ司馬先生の小説は燃えよ剣でした。中学生の頃に読んだのですが、それから歴史に対する考え方などが変わって、今まで以上に歴史に対して興味を持ち始めたような記憶があります。

刀を持っているお姿やご夫人とのツーショットも素敵です。

 

こちらは私物とご自宅の書庫の写真。最早お店を開けてしまうのでは、という程大量の本、凄まじいですね。お店というよりむしろ図書館…さすが作家さんです。

私物の方も、興味深いものがたくさんです。牛乳鍋なんていうものも、わたしは見たことがなかったので初めて知りました。ティファールみたいなものなのでしょうか。

原稿の写真です。色ペンがかなり使われていますね。わたしは原稿そのままの「二十一世紀に生きる君たちへ」を読んだことがあるのですが、元の文字が見えないほど色ペンで埋め尽くされていました。色鉛筆は、緑と黄色を多用していたとのことです。旅行中は多色ボールペンが必需品だったとも書かれていました。

 

こちらは坂の上の雲と竜馬がゆくの取材ノート。かなり使いこまれているのが見てわかりますね。竜馬がゆくの右側の取材ノートの表紙には、木のような森のような絵が描かれていて面白いですね。何を思ってこの絵を描かれたのか、とても気になります。

竜馬がゆくの初版本です。わたしは文庫版で読んだので、初版本のデザインははじめて見たのですが、こちらも素敵ですね。司馬遼太郎といえば!と聞かれれば、竜馬がゆくを答えるひとは多いはずです。わたしも大好きな小説です。とにかく、司馬先生の小説で何が凄いかというと、小説を読んでいるのに、まるで一本の映画を観ているかのようにその情景が鮮明に頭に浮かぶ物語の流れです。自分も登場人物と共に爽やかな青春を過ごしているかのような感覚になります。そして、物語に出てくる人物たちを、読み終えるころにはとても好きになっていて、もっと知りたいと思わせてくれるような書き方がされているのも好きなところです。

いまでも多くのファンがいる司馬先生の小説は、日本の宝ですね。司馬史観という言葉が生まれるほど社会に影響を与えただけあり、読まれ続ける理由がよく分かります。

秋には、燃えよ剣の実写映画が始まる予定みたいですので、気になる方は是非!

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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