柳田國男全集などを買取いたしました🍉

最近は事務所を出ると、ムクドリの大群が大きな鳴き声を出しながら飛んでいきます。空が真っ暗になるくらいの数です。去年はこのようなことはなかったのに、今年はどうしたのでしょう。彼らがけたたましく一斉に飛んでいく様には、恐怖を覚えます。そして今週、「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督作品)も観てきたので、尚更その光景は恐ろしく感じています。
この世界はなかなか大変なのかもしれません。

先日は東京都江戸川区東葛西に出張買取に伺いました。ハヤカワミステリー・創元推理文庫などのSFや、ちくま文庫などをお譲りいただきました!

以下のちくま文庫の柳田國男全集もいただいております📚

柳田國男全集 ちくま文庫

輸送段ボール箱も一緒にいただきました。

柳田國男全集 ちくま文庫

柳田國男は民俗学者として著名ですが、手元の「新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺」(角川ソフィア文庫・平成25年新版30版)の年譜(鎌田久子作成)を見てみますと、彼は小説や詩文も書いており、同時代の文学者とも交流があったようです。年譜から抜いてみますと、例えば明治20年(1887年)12歳で、「故郷を離れるに当たり『竹馬余事』と題する留別の詩文集を作る」、また明治23年(1890年)15歳で、「六月、「しがらみ草紙」に「秋元安民伝」発表。…歌を学ぶため松浦萩坪翁に入門。田山花袋、宮崎湖処子、土持鋼安らと交わる。」とのことです。また、明治35年(1902年)27歳の欄にも、「このころより、毎月文人清話会を開く。田山花袋、蒲原有明、国木田独歩ら参加。」などと記載あり、柳田の文学者との交わりは少年期だけではないようです。同書の解説(大藤時彦)にも、「遠野物語」が刊行された際の花袋、藤村、鏡花の批評が載っています。
今、柳田については、我々はともすれば民俗学者であり独立した存在として認識しがちですが、同時代の文学者とも接点があり、お互いに影響を及ぼしていたことは心に留めておいてもよいように思います。もう少し人間的な興味を持ってしまうならば、詩や歌、小説を発表していた彼が、どのような人生の転機があって、「民俗学」という学問を育てていったのか、気になるところです。

そのような疑問も、先ほど写真をあげたような全集を読めば少し手掛かりがつかめるのでしょう。全集となるとなかなか読むのも大変ですが、柳田の文章は読んでいて安らかな気持ちになれるように思いますから、案外読み尽くすことも可能かもしれません。先ほど挙げました角川ソフィア文庫の「遠野物語」解説(大藤時彦)にも以下のようにあります。

柳田先生には民族学者よりも前に文学者としての生活があったのだから、『遠野物語』を文学書として読むことは結構である。詩人であった先生の溢美の文章は醇乎たる文芸作品となっているからである(238ページ)。

今回の買取で柳田國男に関心を持ちましたから、彼の様々な作品を、その素敵な文章を味わいながら、読んでみたいと思います。

くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。いろいろなご提案ができるかもしれません。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!

コトー

 

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買取品目・ジャンル ハヤカワミステリー・創元推理文庫・ちくま文庫・SF
商品名・作品名 柳田國男全集
出張先・エリア 江戸川区東葛西

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