東京都府中市へ出張買取に行ってきました。

先日は東京都府中市へ出張買取にお伺いしました。
こちらのお宅では、かつて旅行等の際にお土産やギフトとして購入したと思われる、洋食器や民芸品、郷土玩具といったものを多くお譲りいただきました。メキシコに駐在されていたようで、印象的な像や壺、絵画等が見られました。一部を抜粋してご紹介します。

 

さて、皆さんはメキシコ美術といえばどんなものを思い浮かべるでしょうか。
自分はディズニーシーのエリア「ロストリバーデルタ」の元となったマヤ文明等の遺跡や、映画「リメンバー・ミー」でも有名な「死者の日」のカラフルな装飾、そしてシュルレアリスムで知られる女性画家、フリーダ・カーロなどが浮かびます。全体的に神秘的だけれどカラフルでにぎやかな、そんなイメージですね。


こちらの画像はメキシコのお土産として売られていたもののようで、おそらく古代美術作品のレプリカだと考えられます。ご覧いただければわかる通り、日本や西洋の美術とはそれぞれ全く違った趣がありますね。右上の鳥のような像は神様を象ったものだったりするんでしょうか。写真では伝わりにくそうですが意外と分厚くて重いです。下の円盤はカレンダーや時計でしょうか。旅先でこれがお土産として売ってたら買っちゃうかもなあ。どれも古代メキシコ美術らしさを感じられますね。インディジョーンズのアトラクションの待ち列を彷彿とさせます。

 


こちらは壺です。壺なのは見ればわかりますね。こちらもお土産で購入したもののようですが、経年による劣化が見られます。昔はもっと鮮やかな色だったんでしょうか。メキシコ美術の色彩感覚を見ているとそんな気がします。僕の勝手な想像ですが。また、古代メキシコのマヤ文明では、ジャガーが崇拝の対象だったようです。左に描かれている猫のようなシルエットはジャガーなのかな。イメージ的にはもう少し筋肉質なイメージだけれど。しなやかに描かれていることで神秘性が強調されているように感じますね。右の図と照らし合わせて考えると、植物の成長を神聖な動物に祈った、といったところでしょうか。

 

 

お次は時代を越えて、近代の絵画作品です。日系メキシコ人画家、竹田鎮三郎の絵画ですね。右下を拡大してみるとサインが書いてあります。

自分は最初、日本の田舎の風景を描いた絵かと思ったのですが、よく見てみると、白い教会のような建物があったり、手前の植物も日本ではあまり見られないような雰囲気です。
竹田鎮三郎は、東京芸術大学で油絵を学んだのちメキシコに渡航し、現地でメキシコの人々の姿や素朴な風景を描いた作品を多く制作しています。メキシコの美術大学で教鞭をとり、若き芸術家たちを育てた人物でもあるようです。
と、あたかも詳しいかのように紹介していますが僕もいま調べました。絵画との偶然の出会いで図らずも教養が深まりましたね。

他にも、リトグラフや木版画も数点買い取らせていただいております。

 

今回のように、本やDVD等でなく、美術品、骨董品をメインに買い取らせていただく場合も多くございます。これって買い取ってもらえるかな?自分には価値がわからないけどもしかしたら売れるかも?そういったものがございましたらぜひ一度くまねこ堂にご相談ください。電話や、当ホームページのメールフォーム、LINEでの査定も行っております。ご自身の問い合わせやすい方法で、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

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キタムラ

買取品目・ジャンル 洋食器や民芸品、郷土玩具
商品名・作品名 印象的な像や壺、絵画

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