スクラップブック ~今と昔 時代のうごき~
今回ご紹介させていただくのは、以前ご紹介した「スクラップブック~大東亜戦のあと~」の続編です。こちらのスクラップブックには、当時の新聞や雑誌の切り抜き、写真などが数多く収められています。それぞれの資料から、当時の出来事や社会の移り変わりを知ることが出来ます。


こちらは、「サンデー毎日 8月21日号」の表紙のようです。詳しい年代は分かりませんが、定価が20円であることから、戦後に発行されたものと推測できます。第二次世界大戦(太平洋戦争)中の1943年2月からは敵性語(英語)の使用が規制されていたため、一時期「週刊毎日」として発行されていましたが、第二次世界大戦終結後の1946年1月号から「サンデー毎日」に戻ったそうです。(サンデー毎日 – Wikipedia参照)

スクラップブックには、新聞や雑誌だけでなく、このような武者絵も収められています。

こちらは、ツェッペリン伯号の写真や資料です。ツェッペリン伯号とは、20世紀初頭、フェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵が開発した硬式飛行船の一種を指しているようです。詳しくは、こちらの記事でご紹介されていますので、ご覧ください。
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このように、大阪朝日新聞の記事の切り抜きも収められています。「富士山より700メートル高い一日の発行高」という印象的な見出しからは、当時の新聞社が発行部数の多さを誇っていたことがうかがえます。

一方こちらは、関東大震災(大正12年<1923年>9月1日発生)の震災調査に協力した功績をたたえ、大正13年(1924年)に贈られた感謝状と思われます。当時の震災復興の様子を知ることができる貴重な資料です。


そしてこちらは、関東大震災発生後の様子を写した写真です。震災による被害の大きさや、当時の街の様子を今に伝える貴重な記録です。関東大震災が発生した9月1日は現在「防災の日」となっています。震災後、日本は復興を遂げましたが、その後も各地で大きな地震が発生しています。当時の資料に触れることは、災害の歴史を知るだけでなく、防災について改めて考えるきっかけを与えてくれます。
このようなまとまった戦前・戦時後の資料は滅多にお目にかかる機会が少ないので、大変勉強になります。長年蒐集された貴重な資料が、次なる研究者や愛書家の元へ繋がれていくと思うと大変うれしく思います。お譲りいただき、ありがとうございます。
くまねこ堂ではこのような、紙資料や記録物についても取り扱っております。
過去にも、満州の絵はがきを採録した史料集をお譲りいただいておりますので併せてご一読ください。
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