買取事例
東京都中央区銀座で、写真集をお譲りいただきました – その2
昨日に引き続き、同じお客様からお譲りいただいた本をご紹介します。
どーん!!と迫力ある豪華な写真集
『世界の動物遺産』です。
世界と日本の絶滅危惧種に指定されている動物たちの姿を
それはそれはダイナミックに生き生きと捉えた、
ものすごく豪華で美しい写真集なんですーー!!
まずは装丁から素晴らしくてですね、
それぞれ布張りの箱に入っておりまして
デザインも秀逸です。
さすが集英社創業90年記念企画。力が入っております。
そして、肝心の中味。まずは世界編です。
それから、日本編。
私の写真の腕がイマイチで、なかなか伝わらないと思いますが(涙)
どの写真も、動物たちのリアルな姿を本当に生き生きと映し出しています。
狩りをする生々しい瞬間や、家族でくつろぐ様子、ユニークな表情など、
これまで私たちが見たことのないような姿がとても印象的です。
それは、この動物たちが絶滅危惧種であるということ以上に、
「今この瞬間、地球のどこかで、彼らはこうして生きているんだ」
ということを伝えようとする
写真家の強いメッセージのようにも感じられました。
内容の素晴らしさに比例して、お値段もスバラシイのですが
いつか手元に置きたいと思わせる一冊です。
夏休みのお子様にもぜひぜひおすすめです
ユリ
東京都中央区銀座で、岩波新書・文芸書をお譲りいただきました – その1
東京都中央区銀座で、岩波新書や文芸書など多数お譲りいただきました。
ありがとうございます!!
その中から、いくつかご紹介させていただきたいと思います。
まずは、岩波新書。
岩波新書は、いつみても扱うテーマの幅広さと数の多さに驚きます。
タイトルを追うだけでも、今どんなことが問題になっているのか分かりますよね。
そして今回、帯を見てびっくりしたのは、
刊行数が3000冊を超えていることです
膨大!!
一体いつから刊行されていたのだろうと調べてみたら、
創刊は1938年(昭和13年)、78年も前でした。
「古典を中心とした岩波文庫に対し、書き下ろし作品による一般啓蒙書を廉価で提供することを目的に創刊され、 新書と呼ばれる出版形態の創始となった」(Wikipedia)のだそうです。
知らなかったあ~
その後、戦中の中断を経て、 刊行数を重ねるごとに表紙の色も赤版→青版→黄色版→新赤版と変化していきますが、 これだけ長く読者に支持され、刊行され続けるというのは本当にすばらしいことだと思います。
岩波書店のHPにある「岩波新書創刊五十年、新版の発足に際して」
というメッセージを読みますと、
創刊時からの出版社や執筆者の強い志がひしひしと伝わってきて
思わず胸を打たれました
創刊時はすでに戦時下の言論抑圧が始まっていた時代なのに、
「 道義の精神に則らない日本の行動を深憂し、
権勢に媚び偏狭に傾く風潮と他を排撃する驕慢な思想を戒め、
批判的精神と良心的行動に拠る文化日本の躍進を求めての出発である」
と創刊の辞で謳ってしまう強さ。
すごい…
ご興味ありましたら、ぜひご覧になってみてください。
新書のイメージが少し変わるかも。
さて、次回はがらっと変わりまして、野生動物たちの素晴らしい写真集をご紹介します
ユリ
東京都板橋区大山西町で、最新コミックの全巻セットをお譲りいただきました
監獄学園(プリズンスクール)、進撃の巨人、暗殺教室、食戟のソーマ、僕のヒーローアカデミア、BTOOOM!など連載中のコミック全巻セットをお譲りいただきました!すべてテレビアニメ化されている人気漫画ばかりです
モモコ
東京都中央区銀座で、お料理本をお譲りいただきました
東京都中央区銀座で、お料理本などをお譲りいただきました。
リピーターのお客さまです。いつも誠にありがとうございます!
「いのちのスープ」で知られる料理研究家、辰巳芳子氏(1924-)のご著書より、
いくつか素敵な夏のお料理
をご紹介します
■『辰巳芳子の野菜に習う (クロワッサンBooks)』、マガジンハウス、2016年
《サラダニソワーズ》 洗練を極めすぎない、どこかなつかしいテーブル風景。
《茄子と茗荷の炒め煮》 美味しくないわけがない!!!ビールが欲しくなりますね(*^^*)
《玉葱のオリーブ油蒸し》 ぜひ今夜にでもやってみたいのがこちら。宝石みたい!美しい~
「横に二つ割りした玉葱の、切り口に塩をふり、オリーブ油をぬる。」「切り口を上にして並べ」る。この手順をしっかり守るのが大切のようです。
蒸し野菜はよくしますが、塩で下処理をせず、適当に切って適当にならべ、オリーブ油を回しかけて蒸していました…これだとオイルがちゃんとしみ込まないようで、結局食べる前にまたオリーブオイルをかけないと物足りず…もったいないことをしていました(´・ω・`);
毎日のシンプルなお料理こそ、手間を惜しまず心を込めてつくりたいですね。
By クラニャン
神奈川県横浜市神奈川区で、神社検定公式テキスト・神道の本をお譲りいただきました
神奈川県横浜市神奈川区で、神社検定公式テキスト・神道の本をお譲りいただきました。ありがとうございます!
「神社検定ってなんだ!?」と思わずに気になって調べてしまったのですが、神社検定とは一般財団法人日本文化興隆財団さんが検定を行っている資格制度のようです。
監修には神社本庁も携わっていて、一級ともなると相当に専門的な知識、歴史・宗教的な理解がないと合格は難しいでしょう!(ちょっと一級のテキストの中を読んでみたのですが、とても難解でした…。)
大晦日、初詣、観光など日本人には馴染みの深い神社ですが、資格を目標に本腰をいれて勉強してみるのも面白いかもしれませんね。
by タノ
千葉県浦安市で、社会運動に関する本をお譲りいただきました
革命家・宮崎滔天の伝記、共産主義・社会主義の関連書をお譲りいただきました。
工芸デザイナーとして名高いウィリアム・モリスですが、社会主義思想家としての顔も持ち合わせております。「アーツ・アンド・クラフツ運動」は耳にした覚えのある方も多いのではないのしょうか。
モモコ
東京都板橋区中台で、中国・日本の歴史小説の全巻セットをお譲りいただきました
「西遊記」「三国志」「水滸伝」「小説十八史略」。
中国の四大奇書、歴史読本などです。
「源氏物語」「平家物語」「大菩薩峠」「南総里見八犬伝」。
日本の古典、長篇時代小説ものですね。
偕成社発行「南総里見八犬伝」全4巻の挿絵は山本タカト氏が手がけています。
モモコ
東京都中央区湊で、海事に関する専門書を多数お譲りいただきました
東京都中央区湊で、海事に関する専門書をお譲りいただきました。ありがとうございます!
この他にも港湾の整備事業についてまとめられている本や、青函連絡船についての本など、かなりニッチな内容のものもあり、大変興味深いものでした。
そんな中から今回特にご紹介差し上げたい本はこちらです!
『軍艦島30号棟 夢幻泡影~1972+2014~』(高橋 昌嗣、大和書房、2014年出版)
昨年2015年、世界文化遺産に認定された事をご記憶されている方も多いかと思いますが、こちら長崎県長崎市にある端島、通称「軍艦島(ぐんかんじま)」の内部や当時(!)の写真を収録した写真集です。
当時の島の方々の暮らしぶりが伺える、生活感のある数々の写真は必見ですよ!
個人的には「白水苑」という島唯一のスナックの店内の写真がベストワンです。うーん面白い。
当時の風景の写真を見ながら軍艦島に思いを馳せる…。そんな本ならではの楽しみ方が出来る良い一冊だと思いました。
by タノ
東京都中央区湊で、海洋に関する書籍を多数お譲りいただきました
船、クルージング、魚、海洋学などなど海の事柄に関する書籍が大量に入荷いたしました!
お譲りいただいた場所も中央区の「湊(みなと)」で、これまた海つながり。
まことにありがとうございます
海にまつわるたくさんの本の中で、今回ご紹介させていただく一冊はこちらです。
「日本船伝統のおもてなし 飾り毛布 花毛布」。
「飾り毛布」とは、船の客室に備えられている毛布を、花や自然の風景、動物などの形に折りベッドの上に飾る、船員の創意工夫から生まれた日本船独自のおもてなし・サービスのことです。
書籍から抜粋して、いくつかご紹介させていただきます。
こちらは花毛布。
「二枚貝」。海に関連した形です。
「いか」。
くた~っと、ベッドでゆったりとくつろいでいるみたいですね~
こちらは「マンタ」。
宇宙船みたいでかっこいい。男の子は喜ぶんじゃないでしょうか。
「山」。自然の風景の雄大さが表現されております。
こちらは「ダイオウグソクムシ」…ではなく花毛布の一種で「薔薇」です。
モモコ
千葉県松戸市で、柳宗悦「手仕事の日本」と図録をお譲りいただきました
「手仕事の日本」実は私も個人的に持っている本です。
柳宗悦は庶民の生活に即した民芸品に注目し、所謂「民藝運動」を起こしたことでも有名です。
柳宗悦の息子でもある柳宗理は現代を代表するインダストリアルデザイナーとしてご存知の方も多いのではないかと思います。
シンプルで洗練されたデザインに加え、使い勝手もよく長く使用できるということで今でも注目され続けていますが、根本は実父である「柳宗悦」の意思からきているのだと考えるとグッときます。
さらにこんなに素敵なデザインの夏目漱石の書籍も譲っていただきました。
カラフルでめちゃくちゃおしゃれです。
「心(こころ)」なんかは教科書で読まれた方も多いと思います。
たしか2年ほど前に「心(こころ)」が書かれてから100年のアニバーサリーイヤーを迎えてちょっとブームにもなりましたし。
純文学は「めんどう」「暗い」「読みづらそう」なんて思われがちですが、現代小説にはない繊細な日本語とキレイな表現が多いので、読んでいるとそれだけで引き込まれてしまうので私は大好きです。
by ヨシダ