買取事例
片付け業者様からのご依頼で出張買取に伺いました!
本日もくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日は東京都江戸川区に片付け業者様からのご依頼で出張買取に伺いました。
ゲーム攻略本、レコード、レトロゲーム、PCゲーム、ニンテンドー64、5円引きブロマイド、昭和のおもちゃ、文学初版本、PC技術書、学習参考書などを買取させていただきました。
誠にありがとうございました。
解体に伴う片付けということで、お家に眠る様々な品物を拝見させていただきました!
レゴブロックです!
子供の頃、これで狂ったように遊びまくっていたのでとても懐かしい気持ちです。
レゴブロックは中古市場でも人気で、特にミニフィグ(人形)は良いお値段で流通しているようです。
このミニフィグですが私はあまり数を持っていなかったので、その運用にはいつも苦労していた記憶があります。
山奥の過疎集落に伝わる怪しげな秘祭をテーマに組み上げていたときに適当なミニフィグを所持しておらず、仕方なく消防士とTVクルーで秘祭を執り行ったのは良い思い出です。
くまねこ堂では古本、CD・DVD、レコード、古いおもちゃ、切手、古銭、美術品、骨董品など幅広いジャンルの品物を同時に査定することができます。
個人のお客様はもちろん業者様も大歓迎でございます。
ご処分ご整理でお困りのお客様は是非一度お電話やLINE、メールにてお気軽にお問い合わせくださいませ。
スタッフ一同ご依頼を心よりお待ちしております。
トリ
千葉県茂原市に買取出張で伺いました
くまねこ堂はGWも休まず営業しています!
本日、千葉県茂原市に買取出張に伺いました。
先週も伺ったお客様で、前回買取きれなかった物を頂きました。
今回は、諸星大二郎、内田善美、どおくまん、SF、ミステリー等のコミックセットの他に
切手、ハガキ、洋酒、洋食器もいただきました。
お母さまの生前整理でお呼びいただいたので大量のものを買い取らせていただきました。
くまねこ堂は、家ごとの整理も承っています。
古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野寺
「岩合光昭/海からの手紙」
岩合光昭著「海からの手紙」です。
岩合光昭が3年をかけ、世界のあちこちの海を舞台とし、海と陸との関りのかたちを動物写真としてまとめた写真集です。
海とそこで生きる動物の姿が映されています。
岩合光昭といえば、今では、猫の写真家として第一人者ですね。
彼が撮る猫たちは、自由でのびのびしていて、ふてぶしくて、ありのままの猫の姿でいます。とても可愛いらしいです。
私はテレビもYouTubeもほとんど見ませんが、岩合光昭の『世界ネコ歩き』だけは見るほど、岩合光昭が撮影し構成される猫たちの世界が好きです。
当書はまだ有名になる前の岩合光昭が『アサヒグラフ』に企画を持ち込み、シリーズ化され、のちに一冊にまとめられた、彼の初めての「野生動物の写真集です。
平和な猫の写真集とはちがった自然の過酷さ強さが映し出されていています。
オットセイの死体を啄むミナミオオセグロカモメ、イワトビペンギンの営巣地、カヌーで海を渡るアスマット族、雪原を走る麝香牛の黒い群れ、アフリカから南極まで様々な海。
宙を飛ぶ無数のイカ「イカの飛行」の写真は、世界で初めて撮影されたものでイカが宙を飛ぶなんて!っと学者達を驚愕させたようです。
記載されている岩合光昭の解説を読みながら写真を眺めていると、壮大な冒険の物語を読んだような、あたかも壮大な旅をしたような気分になります。
ここ最近出会った書籍の中で一番良かったです。
ブログを書くために読んだのですが欲しくなってしまいました。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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寺
「春の先の春へ 震災への鎮魂歌 古川日出男 宮澤賢治「春と修羅」をよむ」紹介-声に導かれてー
日が長くなってきて、季節の移ろいを感じます。
皆さまいかがお過ごしですか。
本日は以下の書籍をご紹介します。
「春の先の春へ 震災への鎮魂歌 古川日出男 宮澤賢治「春と修羅」をよむ」(宮澤賢治・古川日出男著、左右社、2012年)です。
この本では「春と修羅」の中から5編が収録されています。美しい装丁の本を開くと、賢治の詩が現われる。その中から「報告」を引用します。
さつき火事だとさわぎましたのは虹でございました
もう一時間もつづいてりんと張つて居ります
このような詩を読んだ時、やや怖さを覚えます。「火事」という荒々しいもの、悲惨をもたらすもの、無力感を感じさせるようなものが、「虹」だったという。それは「りんと張」っている。その虹の情景を思うなら、なんて静かなんだろう。でも、逆に「虹」も「火事」かもしれないと思ってしまう。緊張感のある美しさを持ったものが、本性を見せた時には、手がつけられないような暴力性を溢れさせるのかもしれない。
そんなことを思って、ぞっとするのです。そしてこの詩は怖いことを、平気で、きれいに言ってしまっているからより恐ろしい。「ございました」「居ります」の丁寧がその感じを強めている。こわいこわい。
我々の生活の中で、何かが豹変するような怖い瞬間があるのだろうと思わせる、そんな詩です。
私はこの本を開いてたまたま目に入った詩からこのような印象を受けましたが、それはまた違うものになり得るはずです。この書籍にはCDが付属しております。古川日出男などが、賢治の詩を読んでいる声が収録されています。
声。その力は我々を遠くへ連れていくでしょう。古川は語ることの力を信じる作家だと言われるように思います、この本の作りにもその古川の特徴が表れているように思います。
CDに録音された声に語られることで我々はきっと衝撃を受けるのでしょう。声に宿る魂に捕まえられるのでしょう。そのような経験ができるのもすばらしいかと思います。
「春の先の春へ」という名前になっています。花が咲き若葉の芽吹く今、湿り気を持った風がくすぐる今、改めて賢治の詩に出会い心奪われ、そして、声の力で、春の先の春へ、まだ見ぬところへ、行ってみるのはいかがでしょうか。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
本日もお読みくださりありがとうございました。
コトー
“直し人”への憧れ~「直す現場」のご紹介~🔧
最近当店で出品した本の中から心惹かれる一冊がありましたので、ご紹介したいと思います。
「直す現場」絵と文・百木一朗 (2011年)です。
こちらの本は、著者が京阪神地域のいろいろな修理・点検・整備の現場を取材したもので、1981~1982年にプレイガイドジャーナルで、1999年から2002年に大阪人に連載されていたそうです。
目次を見てみると、ジーンズ、おもちゃ、自転車などの身近なものから、瓦の葺き替え、エレベーターの点検、水族館のメンテナンスなどかなり大掛かりなものに関わる現場まで、色々ありますね。
まず気になったのは、当店でも馴染みの深い本の修理。
図書館の製本室の様子が描かれています。
最近では、内部に修理部門を持たず、職員さんの応急処置で済ませてしまう図書館が多いそうです。
こちらはわりとよく見かける、自転車修理の現場。
パンクぐらいなら自分で直せるぜ!という方も結構いますが、私は自力では全く何もできないので、前カゴや鍵をつけかえるだけでも自転車屋さんに頼ってしまいます…(笑)
待っている間、作業の様子を見ているのは面白いです。
こちらはプリンターの修理。
冬はプリンターの調子が悪くなりがちらしく、くまねこ堂で使っているプリンターもついこの前までだいぶ機嫌が悪い日々が続いていました。朝来たら、まずプリンターを目覚めさせる作業から入っておりました(笑)最近は暖かくなってきたので、だいぶ元気に働いてくれています。
プリンターなどの機器の修理の場合は、モノを持ってきてもらうより現場に出向くことが多くて、相手先に行くと故障して怒っている人か故障させて申し訳なさそうにしている人かの二手に分かれる、と書かれていて興味深かったです。前者にならないように気を付けよう…。
こちらは表紙にも使われている、靴の修理の現場の様子。
この本では全編を通して“人”(本文では直し人、とあります)の姿は描かれておらず、このような点線で立ち位置が示されているのみです。あくまで、現場の様子が主役!という姿勢がまた、職人っぽい渋さがあって素敵です。
どうして私がこの本に惹かれたかといいますと、それは私が絶望的に手先が不器用だからです。
モノを作ったり直したり出来る人への憧れが、めちゃくちゃ強いのです。
こういうのはきっと生まれ持ったセンスなので、私は一生“直し人”の側へはいけないんだろうなと思います。
いいなぁ、器用な人たち…
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ポエ
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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意識を意識してみよう 「統合情報理論」とは?
「ChatGPT」という会話のできるAIをご存知でしょうか。Web上で利用できるチャットサービスです。こちらが入力した質問に対して、人間のような(あるいは人間以上に?)自然な回答を行います。画像を生成するAIがインターネット上で盛り上がり、人間の特権だと思われていた創造的な分野が侵食されそうになっているところへ、言語の面でさらに追い打ちをかけてきました。
私はChatGPTを触ってみて、意識があるような振る舞いだと感じました。少しでも使ったことのある方なら、同様に感じる……と信じています。
ただしこのAIは、こちらが入力した文章の全てを統合して判断を行っているわけではありません。次に来るであろう単語を次々と予測しているだけなのです。それにも関わらず、(少なくとも私は)意識の存在を感じてしまいます。
我々が持っているであろう意識とは何なのか、を意識すると、よく分からなくなってきます。意識とは一体何なのでしょう。
今回紹介したい本、『意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論』(2015年)では、以下のような流れで意識について語ってくれます。
物体としての脳のちっぽけさから始まり、哲学等の面から意識をどのように考えてきたかについて触れます。そして、(自然)科学という、客観性に重きを置く学問において、観察対象が観察側にも備わっている「意識」をいかに扱うのか、というメインの話題に移っていきます。
実際に読んでほしいため多くは書けませんが、私が気に入っている部分をほんの少しご紹介します。
第5章の「統合情報理論」を説明する際に、思考実験として人間とフォトダイオード(光に反応して電流が流れる仕組み)やデジタルカメラを登場させる部分になります。外部からの情報に対する反応の違いや、情報をまとめる役割の有無といった点から、この理論の道筋を示す過程が(このブログを書くにあたって少し読み直す前から)印象に残っています。
ぜひ一読してみてくださいね。
余談ですが、この本では、学生の協力のもと、覚醒時と睡眠時の脳波を1人ずつ計測するというなんともカコクな実験の様子が書かれています。ごつごつした装置を頭に装着し、複数の研究者と無数の機材に囲まれた状態で眠らないといけないのですから大変です。
今月頭に、現首相の脳波を測る記事が某所で公開されました。ヘアバンドのような装置で測定できるものなのでしょうか。あるいは、十分な情報が得られたとして、あの解釈は妥当なのでしょうか。不思議です。
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くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
最後までお読みいただきありがとうございました!
りべる
千葉県茂原市にて大量の蔵書をお譲りいただきました!
先日は千葉県茂原市へ出張買取に伺いました。
ご実家の整理をされているとのことで、1万冊ほどを見させていただきました。
海野十三、木々高太郎、夢野久作、江戸川乱歩、国枝史郎、日影丈吉、香山 滋、黒岩涙香などミステリー、SF、幻想文学を中心に大量にお譲りいただきました。
もうすっかり初夏を感じられるような良い天気の中、Tシャツ姿で運ばせていただきました!
その中でも特に貴重だったのがこちらの現代ソビエトSFシリーズです。
ソビエトのSFというだけでかなり興味がそそられます。
装丁もすごく雰囲気があります。
別の機会にまたご紹介したい本です。
さらに内田善美の『ソムニウム夜間飛行記』もお譲りいただきました。
こちらもまた素晴らしい装丁です。
裏側も見てみましょう。
これは惚れます。
そして「夜間飛行」という言葉はなぜこんなにいいのでしょうね。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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小野
びんずる!大仏!十一面!~奥深き仏像の世界~ #日本の美術 #仏像
最近、善光寺のびんずる尊者像が盗まれて話題になりましたね。
なんとなくつけていたテレビから聞こえてきた聞き慣れない言葉の響きにびっくりして、私は思わず「びんずるそんじゃぞう!?」と何度も口に出して復唱してしまいました。
盗んだ人がわりと若い男性だったことや、周りに観光客がいる中での犯行だったのに誰にも怪しまれなかったことなど、色々とびっくり要素が多いニュースでした。
無事に見つかって良かったです。
そしてこのびんずる尊者像騒動の数週間後、私は鎌倉へ小旅行に行き、大仏を見てきました。
鎌倉の大仏はもう何度も見ているのですが、そのたびに圧倒されます。
自分は別に信心深い人間ではないのですが、年齢を重ねていくにつれて、寺社仏閣での滞在時間が長くなってきたような気がします。中学・高校の遠足や修学旅行のときにはあんなにつまらなかったのにな…と、不思議な気持ちになります。年を重ねるのも悪くありません。
そんなわけで、自分の中でちょっとした仏像ブームが来ておりますので、本日はくまねこ堂で出品中の本の中から仏像にまつわる本をいくつかご紹介したいと思います!
こちらは至文堂から出版されていた「日本の美術」シリーズです。
仏像関連だけでもこんなに…
惜しくも平成23年に第545号をもって休刊となってしまいましたが、くまねこ堂にはこちらに映っているものだけではなく、他にもいくつか在庫がございます。
鎌倉の大仏のアップのお顔が表紙を飾っているのは、第222号の「鎌倉地方の仏像」です。
本文に大仏のサイズ感やデザインに関する記述があったので、フムフムと読んでみると、この鎌倉の大仏は大きな頭とがっしりした厚めの上半身に対して、下半身のボリュームが足りなくて、本来であればかなりバランス悪い状態だぞ、というようなことが書いてありました。
でも、大仏を見る時にはそのアンバランスさは感じられず、色々と計算されて造られていることがわかる、とのこと。
確かに、言われてみればそうかもしれません。
700年前の匠の技、素晴らしいですね。
もしあの大仏が立ち上がったら、ちょっと足が短めなのかも…などと想像すると、ニヤけてしまいます。
鎌倉の大仏は50円を払うと中に入ることができます。
内側から螺髪のボコボコ感を確認できました👀
他にも、とても親切な仏像ガイド本もございます。
「よくわかる仏像のすべて」(講談社・2009年)です。
こちらの本には、仏像の見た目の特徴から種類を調べられる仏像見分けチャートがついていて、とても便利!
「以下の特徴にピンときたら、この仏像で決まり!」
なんとも頼もしい文言です👍
象や獅子にまたがっていたり、頭に馬の頭が乗っていたりする像もあるとは驚きです。
かわいらしいイラストで、仏像が着ている服や持ち物、髪型などについても解説されていてとても興味深いです。ふりがながなければ読めない単語ばかり…(笑)
鎌倉では長谷寺にも行き十一面観音菩薩像を見たのですが、こちらもだいぶ巨大で、薄暗い屋内で神々しくキラキラに輝いている立ち姿はかなりの迫力がありました
何も知識がないままで見たために、「手に何か持ってるなー」「顔がいっぱいあるなー」程度のぼんやりとした見方しかできなかったのですが、このようなガイド本を一度読んでおけば、また違った楽しみ方が出来たんだろうなぁと思いました。
これから紫陽花の季節がきたら、鎌倉はかなり賑わうんでしょうね。
混みまくりのシーズンはちょっと遠慮したいですが、鎌倉散策、また行きたいなと思います。
今度はちゃんと仏像の豆知識を頭に入れて…!
そしていつか奈良・京都もじっくり巡りたいです。
2023年現在の鎌倉大仏のお姿。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙏🏻
ポエ
☆★☆
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
料理の春です「シンプルフランス料理/上野万梨子(文化出版局)」をご紹介
倦怠を誘うような不安定な天気がつづくこの頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
わたしは新年度のしづ心ない様子に溺れかけながらもようやく馴染んできたところでして、さて春だし何か新しいことを始めようか(何かを始めるなら春が相応しいという感じもする)と活発な気持ちのもと、そうか料理、料理をしようと思い立った次第です。
今回はそんな料理の春にぴったりな料理本を紹介します。
「シンプルフランス料理/上野万梨子(文化出版局)」
フランス料理というとビストロが身近なところだとおもいますが、やはりロメールの映画に出てくるような食卓に並ぶ自由で家庭的なご飯の数々、そうシンプルフランス料理に憧れるわけです。
このレシピ本の構成はユニークで、一ページに料理が3品セットで紹介されています。献立のような感じですね。3品の選び方について著者いわく、必ずしもメインの料理から決めるわけではなく食べたい料理を一つ上げ、それに合わせてその前後に何を食べたいかを想像して決めていった組み合わせのようです。なので[ケーキと煮込み料理とサラダ]など、著者好みの楽しい組みあわせに心が躍りました。料理の豊かさはこういうところにあるのだと思います。
レシピのページは一見難しそうに見えますが、上野万梨子先生の丁寧さでした。分かりやすかったです。
「なべの中にはおいしい煮汁がたくさん残っているはずですから。」
「簡単にすませたいときは、パプリカをふりかけるだけでもいいのです。」
「手間をおしまず、二度揚げしてください。」
ドキドキとほんわかな気持ちになります。この本と一緒に料理をしたら楽しいだろう。うふふ、ですね。
材料もいつも買い物へいくスーパーで揃いますから。
以上「シンプルフランス料理/上野万梨子(文化出版局)」のご紹介でした。
くまねこ堂では料理本を多数出品しておりますのでどうぞご覧ください♪皆さまもぜひ良い料理の春にしましょう。
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本日もお読みくださりありがとうございました。
星
茨城県大洗に買取に伺いました
茨城県大洗市に買取に伺いました。
チェンソーマン、ぼっちザ・ロック、ペリリュー等の最新コミックセットや、専門書、実用書、任天堂スイッチを買い取らせて頂きました。
漫画の中には、私のお気に入りのものも沢山ありました。
いただいた中に、『世界の美しいヘビ』という本がありました。行きの車で店主と偶然にも爬虫類の話をしていたところでした。店主は爬虫類が好きなようです。私は、虫はめっきりダメですが爬虫類は少しだけ平気です。頑張れば触れるくらいに。虫は嫌いなのに、何故蛇は平気なのかよく分かりませんが。
蛇を見ていると「難しい」という感情が湧きます。主観ですが、蛇の、手足を持たずにょろにょろ動き回り、脱皮を繰り返し成長していく様子は人間の生態とかけ離れ、とても奇妙に感じます。嫌いではないのですが、彼らと分かり合うのは難しそうだと思ってしまいます。少なくとも蛇に対し「美しい」と感じることはありません。なので余計『美しいへび』といタイトルにとても興味惹かれました。
世界各国の美しいとされている蛇を100種類紹介している写真集です。
様々な色や形をしたカラフルな蛇たちがいました。私のイメージする蛇は緑色で真っ赤な舌をしゅるしゅる動かしてるものなのでこんなにも違う姿形をした蛇がいる事に驚きでした。しかし、どちらかと言えば「奇妙」という感情が大きいです。ゾワゾワします。
それでもお気に入りの蛇を見つけることが出来ました。” ラフツリーバイパー”という綺麗な青色の鱗をした蛇です。
青は1番好きな色です。私にもこんな綺麗な青色をした部分が欲しいです。
冒頭に、「あるものは色彩的な美しさをもち、神秘を感じさせる整合美があり、そしてまたあるものは妖艶な模様を体に備え、見ようによっては禍々しさを感じさせ見るものを惑わす」とありました。蛇、爬虫類が好きな人の気持ちが少しだけわかったような気がします。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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小野寺