古代文明についての書籍です🏛

こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをお読みいただきありがとうございます。少し涼しさを感じる気温になって参りましたね。出すかしまうか、迷いどころだった衣替えもやっと始められそうですね。

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さて、本日はこちらの書籍を紹介いたします。

「古代マヤ・アステカ 不可思議大全」 著:芝崎みゆき

マヤ、アステカ文明など、名前を聞くことはあれど、一体どんなものなのか説明しろといわれたら難しいし、詳しくは知らないことばかりです。マヤ文明は、マヤ占星術など聞き馴染みのある単語もありますが、アステカ文明に関しては、中学だか高校だかの授業でちらっと聞いたきりなきがします。

こちらの書籍は、文・挿絵、全編が著者の手書きでマヤ・アステカについて紹介されております。
全部で293ページ分も手書きで書かれておりまして、とんでもない時間がかかったのだろうな~😱と思うと同時に、とてもこのテーマについて関心があったという事が伝わります。
こんな感じで、目次まで手書きになっております😮

マヤ、アステカ、それからオルメカやテオティワカンなどはまとめてメソアメリカ文明というそうで、共通点があるようです。
こちらが簡単なメソアメリカの地図となっております。

写真にあるように、暦が一緒のところや、主食がトウモロコシといったところなど、共通する部分がいくつかあります。食物に関しては、近くの地域でしたら獲れるものは同じようなものになるかと思われるので理解できます。暦は、どこかが最初に作りだして、それが広まっていったのでしょうか。最初に考え出した人間はスゴイですね…!また、生贄や、自らを切りつけて血を神にささげるといった流血の儀式なども共通した思想だったようです。漫画やドラマなどで知ってはいても、本当にあったと思うと今の時代からすれば恐ろしいですよね😰

こちらはメソアメリカ原産の作物たちです。お恥ずかしながら唐辛子って、漢字に「唐」と付くものですから、てっきり唐の時代の中国から伝わってきたものかと思っていました…

こちらはマヤの世界観についての説明です。世界はワニの上にあるなんて、一体誰が言い出したのでしょうか…。普通に生活していて思い浮かばないですよね。一つ分かったことは、この時代からワニは存在しており、そして世界をのせているという事は、人々はワニを神聖な生き物として見ていたという事ですね。
マヤの数字の書き方についてです。5から棒で表されるのは、非常に分かりやすく素晴らしい案ですね。世界各国、様々な数字を表す記号などがありますが、こちらもかなり面白いです。

これはアステカの世界観です。世界の住人は巨人…。完結してなお未だに人気の絶えない進○の巨人という作品が我が国にはありますが…。このような時代から「巨人」という思想や伝説などがあったのですね。ただ漫画の方と違うのは、アステカの巨人さんたちの主食はどんぐりという事です。皆さんは、巨人って本当に存在したと思いますか?宇宙人ていると思う??みたいなお話になってしまいますが、気になりますよね。

こちらはアステカの人々の死後の世界についての考え方です。生まれ変わりとか、死者の霊とか、生きている間にはどうなるかわかりませんから何とも言えないのですが、死後の世界観というのはどのようにして出来上がっていったのかは非常に気になるところです。また、なんの犠牲も払わずに死ぬのは良くないこととされ、普通に死んだ人たちは、死後の世界で生贄になった人のように心臓を抉り出さなければならないと言われていたそうですよ。なんと恐ろしいこと…😢

先程からちらほら話題に出しておりました、アステカの生贄文化についてです。ここに載っている以外にも様々な儀式や生贄の文化があります。生贄=素晴らしいものという教育が浸透していたようで、自ら生贄になりたがる捕虜などもいたそうです。昭和日本の「お国のため」となんだか同じようなニオイがします。土産を出すからかえっていいよなんて言われたら、すぐにでも帰りたいものですけれどもね…😟 また、美少年や美女を生贄にするような文化もありました。今は何かと容姿が美しい方が得をするような世の中ですが、この時代では美しければ殺されてしまうのです。生贄は素晴らしいこととされている時代ではあるのですが、殺されてしまうのは残酷ですね。

 

いかがでしたでしょうか。生活の知恵や、今につながる文化などもありますが、現代では想像もつかないような思想があったりと、とても勉強になります。
とくに死後の世界の話などは、生きている者たちの間で未だに議論が繰り広げられていますが、死ぬまでわからないことです。昔の人々もそれを考えていて、オリジナルの神話やストーリーを作っていたと思うと面白いですね。人類が未だに分からないことや、争いの根源となるものは、人類が誕生してから大きくは変わっていないのかもしれません。

 

中身はこんな感じになっておりました!昭和八年のもののようです。88年も前のものとは思えないほど綺麗な状態です。表紙の色合いの綺麗な黄色で素敵ですね。

 

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