お金持ちに日参する銀行マン /千葉県浦安市、神奈川県横浜市、東京都昭島市で出張買取りでした。

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昨日は、けっこう以前に買い取ってきた本を引っぱり出して入力しておりました。
状態が悪いためつい後回しにしていた本たちで、
ドッグイヤーがあったりライン書き込みがあったりと
売り物としてはナンなんですが、
この持ち主様は本当によく勉強したんだなあ・・8O とページをめくりながら
つい感心してしまします(笑)

でもそれだけドッグイヤーやライン書き込みがある本というのは、
やはり面白かったり役に立つ本が多いです。
こちらの本も昨日入力しようと手に取った本の一つですが、
ページをめくっていたらつい面白くて、仕事が終わってから一気に読んでしまいました:roll:


頭金ゼロではじめる〈高速〉収益不動産投資成功法[実践編] 
三宅耕二(著), 今田信宏 (監修) /ぱる出版

凡人サラリーマンだったという著者が不動産投資で脱サラ・リタイアするまでの18ヶ月間を、
ユーモラスな文章で綴られています。

そういえばこの中に書かれていたのですが、
銀行マンはお金持ちの家に日参するようです。

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(抜粋)
私の顧客は、裕福な経営者が多かった。その裕福な経営者のもとには、
必ずといっていいほど、ビシッとスーツで決めた銀行マンが頻繁に訪問してくるのだ。
(中略)
ある日、私の顧客を担当しているノンバンク風な雰囲気の銀行マンと話す機会があった。
そこで、普段から疑問に思っていたことをぶつけてみた。
なぜそんなに頻繁にお金持ちのところへ訪問するのか?
(中略)
そのノンバンク風な銀行マンは答えてくれた。
「銀行は、お金を預かってそのお金を貸し出すことによって成り立っています。
 例えば、金利1%で預かったお金を、金利3%で貸すわけです。
 その金利差が、銀行の利益となります」
なるほど。言われてみれば当たり前の話だ。
さらに続く。
「銀行は、基本的には金持ちのところへお金を預かりに行かないのです。
 お金持ちは、銀行が提供する金利をはるかに上回る金利で運用しています。
 彼らが銀行に預けるお金は、生活費であって、資産運用のお金ではありません」
では、何を目的に訪問しているのか?
「お金を貸すためです。お金持ちにお金を貸したいのです」
銀行マンは続ける。
「ただし、お金持ちは目的もなくお金を借りません。
 そこで、お金を借りていただくために、不動産投資案件などを紹介しているのです」

———————————————————–

社会の仕組みを知れば知るほど、この世の中は
お金持ちがよりお金持ちになるように成り立っているのだと痛感します。
色々と勉強しなくてはいけない、そう思います。


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