「とどのつまり」のトドって? /東京都江戸川区平井で出張買取りでした。

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古本屋の仕事をしてますと、様々な事典や辞典が入ってまいります。
世の中にはこんな事典・辞典まであるのかあ、ふむ~と
感心するやらビックリするやらなのですが、
今日手にした辞典もインパクトありました!

 

「罵詈雑言辞典」奥山益朗/東京堂出版

 

うわ~~なんって恐ろしい本なんだべ~~:kaomoji3:
と思いながら恐る恐るページをめくってみましたが、
へえ~ふむふむ。
普段知っている言葉でも、由来はこんなところからきているのか~と
普通に勉強になりました(笑)。

例えば、「あこぎ」という言葉は漢字で書くと「阿漕」なのですね。
阿漕は三重県津市の地名で、ここの浜は伊勢神宮に供える魚を獲るための禁漁区だった。
昔ある農夫がここでしばしば密漁をしていて捕らえられた。
この話から強欲で同じ過ちを繰り返すさまを言うようになった。

「かまとと」
知っている癖に上品ぶって知らないふりをすることで、
そのようにウブらしく振る舞う娘を嘲る言葉。
「かまぼこはおとと(魚)から作るの?」と尋ねるところからこの言葉が生まれた。

「ちょっかいを出す」
「ちょっかい」は手首から先の手を卑しめて言う語。
また、猫がその手で物をかき寄せるさまを言う。
:neko:

「潰しが効かない」
「潰し」は金属製の器物などを溶かして地金にすること。
つまり、そのような再利用ができないという意味。

「とどのつまり」
「鯔のつまり」と書く。
ボラが幼魚から成魚になる間に、幾度も名前が変わって最後にトドになるところから。
トドのような魚を出世魚と言い、ボラからオボコ、イナ、ボラからトドになる。

 

普段知らず知らずのうちに使っていますが、
言葉にはちゃんとそれぞれの由来があって、面白いですね


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