明治時代の日本地図と、日清戦争の錦絵
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明治時代の日本地図が入ってきました。
「大日本交通明細地図」明治42年/毎日電報社
明治時代の地図ということで、
今おなじみの都道府県名だけではなく、古い地名、
例えば土佐、備前、三河、美濃、常陸、尾張といった地名も一緒に載っているので
面白いです、歴史をリアルに感じ取れます
手書きの日本地図も一緒に挟んでありました。
明治時代には、赤い所が日本の領土だったわけなんですね。
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錦絵も一緒に入っていました。
いい絵なのですが、残念ながら状態はかなりボロボロで大きな穴も開いていて、
売り物にはならないと思いますので(TT)
せめて記念に写真を残しておきます。
いずれも、日清戦争(1894年(明治27年)~1895年(明治28年))の絵のようです。
「黄海於テ敵艦沈没の図」明治27年発行
私の好きな、楊洲周延(ようしゅうちかのぶ)の絵です。
題材は「黄海海戦(1894年(明治27年))」
この軍人さんは、こちらに載っているうちの、誰かなのでしょうか。
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「平壌陥落」明治27年発行
題材は「平壌の戦い(1894年(明治27年))」。
日清戦争における最初の本格的な陸戦だったそうです。
まだ今のようなメディアが発達していなかった当時、
錦絵は、戦争や事件・災害などの様子を知る貴重な情報伝達手段でありました。
ウィキペディア「戦争絵」によると、
この日清戦争のときが錦絵にとって最終で最大の戦争絵ブームで、
明治37年(1904年)に勃発した日露戦争の際にも戦争絵が描かれましたが、
その時には右田年英など数名の絵師が手掛けたのみで終わり、
日清戦争の時ほどのブームとはならなかったそうです。
(ちなみに日露戦争の時には、写真の載った絵はがきが空前のブームとなったそうです。
錦絵から写真へと、時代が移り変わっていったのですね。)
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