作家本人の贋作作りとは!? / 東京都杉並区で、ネクタイピン、貴金属、カフスボタン、将棋の駒、碁石、ゲームウォッチ、古銭、銀貨などお譲り頂きました。

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お店に入ってきたこちらの本を読みました。

「サザビーズ- 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術」石坂泰章/講談社

御存じのように、骨董品や美術品の世界は贋作やニセモノがたくさん存在するので、
ひたすら目利き力が試される厳しい世界なわけなのですが、
この本の中に「作家本人が贋作作り?」というタイトルの章がありました、へえ~~:shock:

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作家本人が贋作作り?

(前略)
「本物である贋作」も存在する。
サルバドール・ダリは火傷で病床に臥せっていた晩年の一時期、
金欲しさのアシスタントにそそのかされて、何千枚もの版画用シートにサインした。
アシスタントはそこに以前ダリの描いた油彩をベースにした版画を刷ったのである。
つまり、サインだけが本物なのだ。
これは、結果的に作家本人が贋作をつくってしまったケースである。

蒸気機関車の横にギリシャ彫刻があったり、
工場の煙突の影が濃緑の背景に浮かび上がっている作品を描いたりして評価も高く、
マーケットでも人気のあるジョルジョ・デ・キリコとなると、もっとややこしい。
デ・キリコで最も完成度の高いのは1917年の作品で、当然ながら価格も数億円を超す。
デ・キリコの作品には、サインと一緒に年号も入っている。
しかし、50年代ごろの作品を買った人が、キリコのところへ持って行き、
これに「1917と入れてください」と頼むと、彼はおもしろがるようにこだわりなく、
あっさりと入れたりしていた。
これも本人によるとはいえ、ダリと違って、無欲の贋作というべきものだ。
シュルレアリズムはアートを大きく変革したが、
真贋の判別も一筋縄ではいかないものに変えてしまったのである。
(抜粋)

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作家本人にこんなことされてしまったら、いかな目利きでも困っちゃいますよねえ(;^^)

そしてこの本によれば、
オークションに出す作品の真贋に関して自信を持っているサザビーズでも
ごくまれに落札した後贋作とわかることがあるそうで、
そういう時に備えて、カタログには、5年以内に贋作と判明した場合は
代金を全額返還する旨が記載されているのだそうです。


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