買取事例

川崎市高津区にて ★絶版漫画、藤子不二雄、赤塚不二夫、手塚治虫、サンコミックス、虫コミックス、フィギア、ニンテンドーDS、PS、ゲームソフト、DVD


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絶版漫画を多数お譲りいただきました、ありがとうございます(^^)!

集英社ジャンプ・コミックス「ふしぎトーボくん」全6巻
作画/ちばあきお 原案/千葉樹之

★あらすじ
田中としお(愛称:トーボ)は、動物や植物と会話ができる特殊な能力を持っていた。しかし、その能力のためにいじめを受けてしまい、動物たちとはすぐに仲良くなれるものの、人間とのコミュニケーションを苦手としていた。
人間社会になじめなかったため、トーボは小学校に通わずに施設に入れられていた。あるとき父親と暮らすために再び自宅に帰ってくることになったが、帰宅後も人間より動物との会話を優先してしまい、父親から「明日中に父以外の人間と付き合えなければ施設に送り返す」と言われてしまう。翌日、トーボは勇気を出して近所の子供たちのいる公園へと向かい、ちょっかいを出してきた子供たちとは喧嘩してしまうが、父親との約束は果たす。その後、自宅周辺の動物たちや同級生たちとの生活を通して、特殊な能力を発揮しながら徐々に人間社会になじんでいく。(Wikipedia)

 

 

舞台は東京都足立区千住。
1982年から1983年まで週刊少年ジャンプに連載されました。

 

動物たちの言葉が、例えば犬語なら吹き出しが「イヌイヌイヌ…」、猫語であれば「ネコネコネコ….」、ねずみ語は「ネズミネズミネズミ…」で囲われているのがユニークで微笑ましいです。
宇宙人語は「☆☆☆…」!

 

とっても魅力的な作品でありながら、知る人ぞ知る漫画でしょうか。
しかしWikipediaのページの充実っぷりからしても熱烈なファンの存在が窺えます。

 

一昔前、バウリンガルやミャウリンガルなんてものが流行り、私コロスケも当時実家の猫の声を翻訳したことがあります。
その時、愛猫が言ったの言葉を今も忘れません。

その言葉は…

neko.gifやっこさんだよ

 

コロスケicon_arrowd.gif


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実用書、ビジネス書、最新の本をお譲りいただきました〔文京区白山〕


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本日は、写真家・篠山紀信初期の傑作写真集のひとつ「nude」(1970年)を紹介いたします!!

篠山紀信といえば、あの独特のアフロヘアが印象的ですが、なんと新宿のお寺さんの息子ということでビックリ!

新宿のお生まれということで、篠山さん独特の垢抜けた作風に納得いくような気がいたしました。

本作品は日本を代表する写真家の一人である篠山紀信がデビュー間もなく手がけた写真集で、今見ても鮮烈な写真の数々に目を奪われてしまう思いがいたします。

私が特にビックリ致しましたのは、被写体の女性を見ながら「カルメンマキ」に似ているなと思っていたら、なんと「マキと支那虎」という項のモデルはカルメンマキさん本人でございました!支那虎とはマキさんと同じ劇団・天井桟敷(寺山修司主宰)に出演していた俳優さんで、ヒッピー、サイケ、アングラ、シラケなどの要素を含んだお二人の姿は今見てもナウい印象を受けます。

この時のカルメンマキさんといったら、寺山修司がプロデュースした歌謡曲「時には母のない子のように」で紅白に出演した頃であり、写真集を見た方々は当世人気歌手のnude姿に驚いたことでしょう。

この写真集を見ているとどこか、1960年代に独特な文化を築いていた「新宿臭」が漂っています。…寺山修司、横尾忠則、丸山明宏、宇野亜喜良、JAシーザー、唐十郎、浅川マキ、森山大道などの伝説的人物のなかに篠山紀信さんがいるのだと再認識いたしました。

byこばちゃん

 


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■迎春■ 最新の料理本、レシピブック、趣味の本を買受けしました: 松戸市矢切周辺


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明けましておめでとうございます!
日増しに寒くなってまいりましたが、皆様はどのような年始をお過ごしでしょうか?
こんな時期にピッタリの「世界のホットドリンク」(プチグラパブリッシング 2005年刊)が入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。

本書はその名の通り、世界各国の温かい飲み物をセンスよく紹介したもので、シャレオツなカフェの座り心地のよい椅子に腰かけながら読みたい一冊。
世界各国には日本では知られていないような温かい飲み物がたくさんあり、興味津々!
レシピも掲載されているので、ちょっと贅沢に材料をそろえて、世界のおいしそうな飲み物を味わってみるのもいいかもしれませんね。
コーヒー好きではあるものの特に知識のない私は、メキシコインディオ語で「苦い水」という意味の「ショコラトール」という言葉が、「チョコレート」という言葉の語源ということも初めてしりました!

それから私の手が止まったのはフランスの飲み物「カフェロワイヤル」ページ。
なんだったかなぁ?と思いながら頭に浮かんできたのは、数年前にみうらじゅんさんによって再ブームを巻き起こした歌手・奥村チヨさんが歌う「青い焔」(「走馬燈」のB面)でした。

歌詞の中には「〽部屋の明かりをすっかり消して あなたがいれるカフェロワイヤル」という言葉が織り込まれており、本書に掲載されている写真を見てすっかり納得いたしました。
なんとブランデーをしみ込ませた角砂糖につけた火が青いのです!
この歌の題名である「青い焔」とは、カフェロワイヤルの様子をそのまま題名にしたものなんだと、今更に知ることが出来ました。
今でもカフェロワイヤルがメジャーな飲み物という認識がないのですが(私だけ?)、今から40年前にカフェロワイヤルを仕掛けようとした方がいたりしたのでしょうか?

 

こばちゃん

 


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渋谷区神宮前で、実用書、新刊書、ビジネス書、デザイン書、コミック、インベスターZなどを買い受けしました


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今年もいよいよ大晦日になってしまいました!

皆さん思い思いのお正月を過ごされることと思いますが、やっぱり日本の一年の締めくくりといえば「紅白歌合戦」を見ることではないでしょうか?

紅白歌合戦は昭和26年から放送が開始されましたが、当初は1月3日にラジオで放送されていたお正月番組。
また第一回目放送の出演者をみると、「憧れのハワイ航路」の岡晴夫さん、バタヤンこと田端義夫さん、そしてデビュー間もない人気絶頂の美空ひばりさんなどの名前が見当たりません。その理由はというと…当時は紅白歌合戦への出演は歌手のステータスではなかったどころか、一流歌手の多くは浅草国際劇場や日劇などでの新春公演を控えていたため、第一回の出演者の顔ぶれをみると戦前派からのベテラン歌手が中心。

また1曲しか出番がないのに1日中拘束されることから、後年の美空ひばりさんは自分が歌う場面のみの出演という特例を条件にトリを務められていたそうです。

そんな紅白歌合戦も昭和30年代の後半からは日本の大晦日を飾る一大行事となり、昭和38年の視聴率はなんと81.4%!!!
この年は江利チエミさんの司会、弘田三枝子さんからはじまり、大トリは美空ひばりさんという豪華版。本当に日本中が紅白を観ていたといっても過言ではないですね。
そして1970年代以降になると日本の音楽シーンも変貌を遂げて、美空ひばりさん、越路吹雪さん、島倉千代子さんなどの大歌手の紅白辞退が相次いだ中、1990年代の初頭から存在感を放つようになったのがベテラン歌手の小林幸子さん、美川憲一さんのお二人でありました。

近年、紅白歌合戦の名物となっていたお二人の豪華衣装合戦はピリオドを打ってしまいましたが、なんと目の前にあの日の感動が蘇るDVDを入荷させていただきました。

その名も「小林幸子 美川憲一 二人だけの紅白歌合戦」!!!

ジャケットのお二人の写真がすでにすごいです(笑)昭和39年に少女歌手でデビューした小林幸子さんではありますが、紅白出演歴は美川憲一さんのほうが古いということで、芸能界でも頂点に立つお二人。そのパフォーマンス力はさすがです!今後も芸能界の重鎮として活躍されることを期待しております。

そして2017年、私はあまり紅白を見ないのですが(年忘れにっぽんの歌派)、今年は来年に引退を表明された安室奈美恵さんが出演されるとのことで、注目度も高まることと思われます。2017年の締めくくりはどのようになるのでしょうか?

Byこばちゃん


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年末年始も出張買取りいたします!


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2017年も残すところあとわずかですね!

くまねこ堂は、

 

末年始も、休まず出張買い取りいたします!

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0120-54-4892(古書、予約にゃ!)まで、お気軽にお問い合わせください!
(※日時によっては、すでに予約で埋まっている場合もございます、
 その際は何卒ご容赦下さい:kaoemoji2:


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文学、太宰治、抱瓶、木版画、武井武雄、畦地梅太郎、関野純一郎、初山滋、戦前初版本をお譲りいただきました[江戸川区葛西にて]


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本日は買取品のなかから文豪・太宰治の書籍をご紹介したいと思います!


太宰治「斜陽」「晩年」初版本

『斜陽』 新潮社 昭和23年3刷
『斜陽』 新潮社 昭和23年
『斜陽・人間失格 その他』改造社 昭和26年

『第一篇小説集 晩年』 砂子屋書房  昭和16年
『晩年』 新潮社 昭和13年
『晩年 養徳叢書15』 養徳社  昭和21年

 

八十八夜 お伽草紙 如是我聞

『八十八夜』 南北書園 昭和21年
『お伽草紙』 南北書園 昭和23年
『如是我聞』 新潮社 昭和23年

 

人間失格

以上のように、違う出版社から出された同一作品の書籍が蒐集されており、その当時から太宰マニアというのが存在していたのでしょうか?
太宰といえば戦後の混乱期に花開き、その混乱のなかで心中事件を起こしあっけなくこの世を去ったというイメージが強いのですが、この戦後の混乱というのは想像以上のもので、「戦後に本当の戦争がはじまった」といわれるように戦時中よりも食料事情が極端に悪くなって、今までの道徳や秩序はすべて覆されたという世の中。
終戦直後に没落していく華族の姿を描いた太宰の「斜陽」や、坂口安吾の「堕落論」などは生きる目標を失った若者たちの大きな支持を集めたといわれております。

またこの終戦直後の書籍の奥付には、大体「配給元 日本出版配給統制株式会社」との記載があるかと思いますが、日本出版配給統制株式会社とは出版物の管理を目的とした機関で1940年に設立。その同機関が1944~1949年まで使用した名称であり、戦時中から戦後混乱期に出版す場合は「配給元 日本出版配給統制株式会社」の管理下で奥付に同機関の名称の記載がない書籍は取次店で販売が不可能だったそうです。しかしGHQから指示があり1949年には解散になりました。

「統制」という言葉を見るとどことなく息苦しさを感じますね。


また来年は太宰の没後70年!もう70年も経過したんですね…
大人になると名作ものを読むことが億劫になりがちですが、改めて太宰治の著作を読んでみたいと思います!

 

byこばちゃん
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市川市にて、スタジオジブリのDVD、クラシックCDをお譲りいただきました


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ジブリDVDが多数入荷です!この度はお譲りいただきまして、誠にありがとうございました。

宮崎駿監督作品はほぼすべて網羅されています。

それではみなさま、santa06.gif

 

 

 

モモコ


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台東区谷中にて大学関係のお客様より、ビジネス書、学術書、専門書をお譲りいただきました


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本日は、「しもつけ盆踊り考」(随想舎 1997年)をご紹介したいと思います!書籍の中でも多くの人の心を引き付ける「民俗学」というジャンル。こちらを掘り下げるには、その土地の研究家によって出版された書籍や冊子の調査と蒐集が必要不可欠となります。

研究の参考文献として貴重なものではあるのですが、これら地元出版社で刊行されたものは市場に出回る数が少なく廃版になりやすいため、俳優で民俗芸能学者として大きな足跡を残された小沢昭一さんは、地方に行くとまず地元の本屋さんで地元出版社の書籍を買いあさったということを自著で記されております。

本書は題名の通り、「しもつけ」=「栃木県」の盆踊り、民謡について取り上げたもので、地元研究者ならではのリアルな内容を楽しむことができます。

栃木県といっても北(日光、那須)と南(佐野、足利)では文化が違っており、本書の著者は佐野市出身ということから、佐野・足利方面の盆踊りや民謡についての記載が多いように思われます。

この書籍を読むと、地元に伝わる盆踊りが曲によって右まわりだったり、左まわりだったりの違い、それから興味深いエピソードとしては明治時代の「盆踊り禁止令下」、那須の別邸で生活していた乃木希典大将は地元民が隠れて盆踊りを楽しんでいたことを知って、「盆踊りは昔からあるもので、先祖供養にもなることだ、禁制にそむいていけないのなら罰金はおれがだすから皆を愉快に遊ばしてやってくれ」と言い放ち、邸宅内に櫓を組んで、盆踊りを行ったという経緯があるということで、乃木将軍の人柄を思わせるものがありますね。ほかにも今も栃木県では広く歌われている「和楽踊り」の由来についても諸説記されており、なかなか興味深いものがあります。

東京の盆踊りといったら「東京音頭」ですが、地方それぞれの音頭を網羅するのも楽しそうですね!

byこばちゃん


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CD(演歌、クラシック、邦楽のベスト、大全集)、DVD(洋画、邦画)、本(大型本、美術書、詩集、写真集)をお譲りいただきました:練馬区


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本日は1927年に発行された「銀座」(松崎天民・著)を1986年に復刻された版をご紹介させていただきたいと思います!

この本が書かれた1927(昭和2)年といえば、関東大震災からの復興の兆しが見えはじめ、それまでも高級な繁華街であった銀座がより栄えて文化の発信地となっていった時期に出版されたもの。

「銀ブラ」という言葉が庶民の憧れとなり、道徳的にもファッション的にもアメリカナイズされた「モボ・モガ」といわれた若者たちが街角を闊歩し、昭和初期の享楽文化を謳歌する姿は1920~30年代のモダン都市文化の象徴として語り継がれることになります。

本書は活字そのものを復刻したものなので、当時の雰囲気をとても楽しむことができる作りになっており、昭和初期の銀座文化について深く知ることができるルポ的エッセイになっています。

掲載されている広告を見てみても、さすがは銀座!今も営業を続けている老舗の名前をいくつも発見することができますので、今も楽しむことができる名著ではないでしょうか。

上の写真は昭和初期に花開いた「カフェー文化」の中心的存在である、カフェー・タイガーの店舗写真。「カフェー」とは現在の「カフェ」とは異なり、洋食を扱いキャバレー的要素を含んだ洋風酒場のことを指し、昭和初期の銀座にあったカフェーの名店には高等遊民、文化人を自認する人々のたまり場となっていました。この銀座文化のなかから優れた絵画や音楽、文学などが数多く誕生しております。

著者の松崎天民は明治後期から昭和初期に活躍したジャーナリストで食通としても知られた存在。大正期には都市の裏の顔やタブー、女性をテーマにしたような著作を多数残しており、同時代では青柳有美と双璧をなした存在でもありました。

代表作には「淪落の女」「人生探訪」などがありますが、私のオススメは「人間世間」です!
今となっては歴史に埋もれてしまったルポ作家さんなので、今一度皆さんに知っていただきたい方でございます。

byこばちゃん

 


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板橋区のお客様より、絶版漫画、貸本漫画、ひばり書房、小島剛夕、コミックセット、実用書をお譲りいただきました


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本日は、昭和の写真史に残る名作「土門拳写真集 筑豊のこどもたち」(パトリア書店 1960年)をご紹介したいと思います!

♪遠賀川 土手の向こうに ボタ山の 三つ並んで見えとらす

この本を手に取った時、思わず山崎ハコさんが歌う「織江の唄」の一節を思い出しました。
(ハコさんの唄と写真集は直接の関係はありませんが…)
写真集の舞台は九州・福岡の炭鉱の町に住む人々で、昭和の原風景というにはあまりにも貧しく、悲しい物語が詰まったもの。
私は今まで「ボタ山」の意味がよくわかりませんでしたが、本書の註釈を見て「ボタ」とは「廃石」のことを指すということを知りました。
石炭が「黒ダイヤ」と呼ばれ、炭鉱の町が空前の好景気に沸いたのは明治から終戦直後くらいまでのことで(場所によってことなりますが)、高度経済成長期と反比例するように多くの炭鉱が閉山し、不景気に見舞われていながらも多くの炭鉱労働者はすぐに転職もできず、悪循環のなかで貧しい生活を送らざるを得なかったと言われております。

本書を語る上で最も印象的なのは表紙を飾る少女「るみえちゃん」。
解説によれば彼女は小学四年生、病気で炭鉱の仕事ができなくなった父と妹との三人暮らし(母は出稼ぎに出ている)。学校にも行けず電気も止められ、壊れた扉に抜けたままの床…そんな木造の家での暮らしぶりを見ると胸が痛くなってきます。
土門拳と言えば仏像写真が有名ではありますが、さすがは名写真家だけあって、このような暮らしの人々の中に入り込み、このルポ的写真集の大傑作を生むことができたのでしょう。

 

また本書には続編「るみえちゃんはお父さんが死んだ」も発売されており、最後は施設に預けられて生活を送る様子が撮影されています。

昭和の民衆生活資料のひとつとして、多くの方にご覧いただきたい写真集でございます。

byこばちゃん


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くまねこ堂 古本出張買取対応エリア

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