水木しげる昭和30年代貸本漫画 /東京都足立区で、ビジネス書、実用書、カーネギー、SDガンダム、カードダス、ジャニーズDVDなどお譲り頂きました。

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さて、昨日に引き続きまして、水木しげるさんの貸本漫画を
もう少しご紹介しましょう。
今日ご紹介する3冊は、表紙の絵を見ただけでは、
言われなければ水木さんのマンガだとはわからないですよね ∑(゜ロ゜)

ダッシュで3冊とも読んでみましたが、
昭和30年代後半くらいに書かれた漫画だというのに、面白い!
普通に手に汗握って読んでしまいました、やっぱりすごいんだなあ、水木先生:hoshi1:

 

「呪われた村(水木しげる幻想ロマン)」水木しげる/東考社

この作品、ドキドキハラハラしながら読んじゃいました:kaomoji2:
家族が、村の人々が、外見は変わらないけれども「内側」が次々とおかしくなっていく・・・
そんなサスペンスホラーなストーリーに、水木さん得意の「怪奇な存在」も加わり、
手に汗握る結末へと導かれます。

 

「怪談 青葉の笛」水木しげる/東京・日の丸文庫

行方知らずの父親を探すため「対馬の国」にたどり着いた少年。
そこで少年が見たものは、対馬の先住民族であり、長い血族結婚によって
奇形ばかりとなってしまった「妖族」の住む村だった・・。

 

「地獄流し(水木しげる幻想ロマン)」水木しげる/東考社

伊賀の忍者である主人公が、妻子の命を救うために抜け忍となり、
過酷な運命を背負うことになります。
忍者たちの厳しい生きざまと、そして主人公の妻子に対する強い愛情が
強く印象に残る作品でした。

ちなみにこの「地獄ながし」の巻末には、読者の感想が載せられているコーナーが
あるのですが、ちょっと面白かったので一部ご紹介しましょう:roll:

(読者の感想)
「水木しげる先生、お元気ですか。『深雪物語』『夜の草笛』まとめて拝見しました。
 深雪物語のストーリーは、ある物語を似ねたものですね。でも内容はすごくよかったです。
 今まで読んだ中で一番良ったと思う、普通の二,三倍は読みごたえがあった。
 『夜の草笛』もおもしろく先生の奇抜な絵と抜群のストーリがよくきいていた。
 僕は今日まで水木先生の作品に時々
 小島剛夕の絵をまねてると思われる場面がありますね。
 大先生がなんで小島の絵なんか、まねたのかなって思っていました。
 くやしくてたまらなかったが、だが深雪物語をみると
 小島の絵をまねたような青年や少女が一人一人個性をもって生きている。
 ボクは読み終ったのち、
 やっぱり大先生は大先生だけあるなあと痛感しました。
 (ホント)先生の努力に頭が下がります。ではこのへんで・・・」

(水木先生のお返事)
「いや全くもっともな御意見で小生は時代物はあまり手がけたことはなく
 誰か時代考証のたしかな者はいないかとさがしたところ剛夕氏のものが一番良かったので
 しばらくなれるまで真似をしているのです。
 これをやらずに自分で一作、調べながらやると一冊に三ヶ月もかかります。
 初めの小生の考えは怪奇物を時代物でやったらおもしろかろうと思って始めたのです。
 二三年すれば水木調にもどるでしょう。」

小島剛夕氏のまねをしていたんですね、面白いなあ8O
それにしても、読者の意見に対する真摯なお答えぶりには、
いかにも誠実さを感じさせられますね。


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