おひなさまがやってきた!
カテゴリー/くまねこ堂通信
御人形司・市川豊玉さんによる作品でございます。
とても美しいです、素敵です!!(TT)ジーン
ちなみに、関東ではお内裏様を向かって左、
関西ではお内裏様を向かって右に飾るのが一般的だそうです。
日本では古来から左は右より格が高いとされており、
関西では今でもその慣わしに従って、お内裏様は向かって右に飾られるようです。
しかし明治時代、西洋の風習に習って「右が上位」が取り入れられるようになり、
大正天皇が即位の礼で皇后陛下の右に立たれたことから、
関東ではそれ以降、お内裏様を向かって左に飾るようになったと言われています。
我が家は関東ですが、日本古来の慣わしに習ってみたいと思いまして、
お内裏様を向かって右側に飾ってみました。![]()
今回、パンダ子(娘)のためのお雛様を購入するにあたって
事前に吟味をいたしまして、
雛人形について初めて知ったことが色々とあったのですが、
一番びっくりしたのが、今は中国製のものも多いということでした。
(食品ではないので、産地を表示する義務がないそうです)
もちろん一番大事なのは、娘を思う親心や孫を思う祖父母の気持ちであり、
心をこめて購入し飾ることが一番大切なことだと思いますので、
どのお人形が良くてどのお人形が悪い、ということは決してないと思います。
ただ、私共は古書骨董を商いとしていることもあり、
日本の伝統文化や伝統技術というものを何より大切にしたい。
そして雛人形は本来、単なる可愛らしい愛玩物ではなく、
穢(けが)れや災いを依代(よりしろ)となって引き受けて下さる
神聖で畏れ多い存在であるということを、パンダ子にもしっかりと伝えていきたい。
そんな思いから、ぜひ雛人形の伝統職人さんのお店で
直接お人形を購入したいなあと思いまして、
浅草橋にございます御人形司・市川豊玉さんのお店で
今回購入をさせていただきました。
穏やかで優しいお顔立ち、そして桃色と紫色をかさねた女性らしい優美なお着物。
自分の好みにピッタリな、とても素敵なお人形と出会うことができ、
本当に嬉しいです!(TT)
毎日、襟を正して、お雛様とお内裏様に魅入っております。
こちらで購入して本当に良かった!
これから毎年、心をこめて大切に飾らせていただきます。
お雛様、お内裏様、どうぞ末永くパンダ子をお守り下さいませ![]()
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