徳川将軍15人を知ってみよう!

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2017年、まずはこちらの本をご紹介したいと思います!


「TOKUGAWA 15(フィフティーン) 徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本」
著:堀口茉純 / 草思社

表紙のイラストからして、面白いですよね(笑)
徳川には15人の将軍がいたわけですけれども、
ワタクシが名前を聞いて多少なりともピンとくるのは
家康(初代)、家光(3代)、綱吉(5代)、吉宗(8代)、家定(13代)、家茂(14代)、慶喜(15代)
くらいなものでした(家定(13代)と家茂(14代)は、
大河ドラマ「篤姫」を見ていたおかげで知りました(笑))。
でも江戸時代関連の本を読んでいますと、
当然将軍たちの名前はよく出てきますので、

「どの名前を見てもピンとくるようになりたい!
  何かわかりやすい本はないかな・・
:neutral:

と思っていた自分にとって、この本は正に救世主でした、
すごくわかりやすい上に面白い!!一気に読んでしまいました。
イラストも、ユーモラスに個々の特徴をとらえていて楽しかったです。

 

ところで、今回この本を読んで初めて知ったような将軍もいたのですが、
中でも6代将軍・家宣(いえのぶ)と7代将軍・家継(いえつぐ)は、
自分の中で大変印象に残りました。
(以下、本書から要約させていただきます。)

5代将軍・綱吉の後を継いだ6代将軍・家宣は、
賢君でありながら幼少時から不遇な環境に置かれ、
ようやく将軍の座に就いたのは48歳という高齢でした
(家康に次いで2番目の高齢就任)。
将軍就任後、家宣は新井白石間部詮房(まなべ あきふさ)といった
優秀な人材を用いて善政を敷き、
不遇な下積み時代が長かったからか、奢ることなく弱者に対する愛情にもあふれ、
その治世は「正徳の治」と讃えられたのだそうです。

しかし将軍就任4年目、いよいよこれからという時に、
感冒(インフルエンザ)に倒れてしまいあえなく逝去・・(悲)
今際(いまわ)の際(きわ)にも自分のことを顧みず、
国の統治者としての責任感からあくまで後世を気にかけ、
近臣に対しても最後まで気丈にふるまい、
「こんな心配をして、治った後の笑い種になるなぁ」
と空元気を装う家宣の姿を見て、新井白石は泣きに泣いたといいます。

こんなに優れ、そして悲運な将軍がいたとは知りませんでした、
勉強になりました。

そしてその家宣の後を継いだのは、7代将軍・家継(いえつぐ)。
将軍に就任したのは数え年5歳(現在でいうと4歳に満たない
幼稚園の年少さんクラス!)の時だったといいいますから、驚きです。
もちろんこの年齢で政治にたずさわることはできませんから、
先代の家宣の意思を引き継いだ新井白石&間部詮房のコンビによって、
引き続き政権を担われることになりました。

しかし残念ながら家継は生来の病弱で、
わずか数え年8歳(現在なら7歳に満たない幼さ)で
天に召されてしまったのだそうです・・(涙)

自分が何かあげると周りの人間が喜ぶことを知った家継は、
御三家が来たときなども「ちこう」といって側に呼び、
鼻紙(可愛い・・)や巾着など自分の身の回りの物を与えたというエピソードや、
父・家宣への追慕の念が強く、江戸城内の能舞台に行き
「ととぽむ、ととぽむ」と言って、
生前家宣が趣味で練習していた能の真似事をしたというエピソードなど、
愛らしい子供将軍の様子が伝わってきます、なんとも切なくなりますね。

下のイラストは、将軍・家継と、父親代わりだった側近・間部詮房。 
詮房の滅私奉公ぶりは有名で、家宣時代は年に3~5回程度しか自宅に帰らず、
家継の代には一度も自宅に戻らず、常に将軍の側にあったのだそうです。
すごいですね:ase1:

これからはひとまず、江戸関連の本を読んで将軍たちの名前が出たときは、
こちらの本で読んだイメージでパッと頭に浮かべられると思います、
どうもありがとうございます:hoshi1:

 
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