買取事例
即日でご依頼いただき、はるばる群馬まで伺わせていただきました!全集、郷土史、教育学関連の書籍、貴金属やアクセサリーなど【ご遺品整理のご用命】
1960~70年代の芸能界で一時代を築きましたGS(グループサウンズ)の人気アイドルグループ「スパイダース」のファンクラブ会報誌【蜘蛛】のご紹介です!
GSの人気グループといえばブルーコメッツ、ザ・タイガース(ジュリー、ショーケン)、オックス、ゴールデンカップスなどなど…男性アイドルグループの先駆者たちになります!
当時の若い女性たちは彼らのパフォーマンスに熱狂し、後期の日劇ウェスタンカーニバルには多くの観客が詰めかけたそうです。
その中でも「スパイダース」は親しみやすいキャラクターの堺正章さんやムッシュかまやつさん、井上順さんなど、現在でもお馴染みの方々が在籍しておりました。今回買い取りをさせていただきましたお客様はマチャアキさんのファンだったようで、他にも雑誌の切り抜きやサイン色紙も多数同時入荷させていただきました!
※井上順さん(右)かまやつさん、お若いですね~
かまやつさんはGS時代よりも「♪下駄をならして奴が来る」と歌っていた時代の印象が強くあります。今年亡くなられて、ご冥福をお祈りいたします。
現在、GS時代の資料は人気が高く、くまねこ堂でも販売実績がございます。
今から40~50年ほど前の商品になりますと、引っ越しや大掃除の際ついゴミ袋行きになってしまいますが、ちょっと待ってください!!
その紙モノ資料は貴重なものかもしれません!
くまねこ堂では、骨董品や美術品、古本のほか、紙モノ資料やグループサウンズ関連品、アイドルグッズなどもお取り扱いさせていただいております!
どうぞご整理の折はご用命くださいませ!
こばちゃん
XBOX、PSP、プレイステーション3、DSi等のゲームソフト、CD、DVD、ブルーレイ、フィギュア、プラモデル、コミック(無限の住人、信長のシェフ、ベルセルク等)@埼玉県・大口買取
日々のお天気が、秋独特のカラッとした空の日が増えてきたことに季節の移り変わりを感じる私です。
いつもくまねこ堂をご利用いただきまして、誠にありがとうございます
出張買取のご相談は、フリーダイヤルのお電話、ホームページのメールフォームからお待ちいたしております!
そろそろ衣替えの季節ですね。
装いの移り変わりとご一緒に、美容院やサロンに行ってイメチェンしようかな?とお考えの方も多いのではないでしょうか。
行きつけのサロン選びに参考になりそうな本が入荷いたしましたよ~
「いつも予約でいっぱいの人気サロンをつくる7のレッスン」神馬友子著
お店をつくる人が読むのはもちろん、お客様側が読んでも面白いかもしれません!
なぜなら、ステキなお店の特徴やポイントも書かれているからです
少し違った視点から見ると新たな発見も多そうですね
巻頭5ページより抜粋
インテリアの参考にもなりそうです
かこさん
★鎌倉市大町★BILLY BAT、ジパング、沈黙の艦隊、桑田次郎、手塚治虫、小沢さとる、さいとうたかお、松本零士、絶版マンガやコミックセットを買取りしました★
運動は適度にするといい、睡眠は〇時間以上とると体に悪い等、物事に対するイメージってありますよね
入荷した本が入った箱の中に、気になる見出しの帯をみつけてしまいました
「野菜の裏側 本当に安全でおいしい野菜の選び方」川奈 秀郎 著
身体にいいから!と思って食べている野菜に、ちょっと待って!を促されています
野菜の腐敗実験の調査結果等も載っております!面白そうです
かこさん
中野区野方にて、アートブック、専門書、荒木経惟の写真集、絶版漫画、アニメのDVDボックスなどをお譲りいただきました
昨日買い取りをさせていただきました中には、日本を代表する伝説的歌手・美空ひばりさんのシングル曲をほぼ網羅した35枚組CD「今日の我に明日は勝つ」もございました!
なんと今年はひばりさんの生誕80年ということで、●月には東京ドームにおいて「美空ひばり生誕80年記念コンサート」が開催されて、●などなど…多彩なアーティストが多数出演したことによって大きな話題も呼びましたね!
しかしご存命であったら、まだ80歳…色々な活躍ができたはず。
52歳で亡くなられたことが悔やまれます。
美空ひばりさんについて、今更詳しい説明はいらないと思いますが、ひばりさんは1937年に横浜の魚屋さんの娘として誕生し、地元の少女歌手として活躍。
1948年に11歳でメジャーデビューを果たしました。
その後、15歳で「お祭りマンボ」、27歳の時に「柔」でレコード大賞、29歳で「悲しい酒」、30歳で「真っ赤な太陽」と、想像以上に若い頃から女王として君臨していたんだなぁと改めてひばりさんの凄さを再認識いたします。
このCDは1989年、ひばりさんが亡くなった直後に発売されたもので、デビュー曲の「河童ブギウギ」から最後のシングル曲である「川の流れのように」まで、なんと517曲も収録されている大全集で、一家に1セットは備えておきたい名盤です(笑)
なお「今日の我に明日は勝つ」は、ひばりさんが最も愛した言葉で、芸能界の頂点に立ったひばりさんは常に「ライバルは自分」「今日より明日」と、より高みを目指していた真面目な姿勢を感じることができます。
また、ひばりさんは「天才」といわれることを好まなかったともいわれています。
この唯一無二の偉大な足跡は、「天才だったから」の一言で済ませることはできないですね。
くまねこ堂では、美空ひばりさんなど昭和の芸能関係の資料、レコード、パンフレット、プロマイドも積極的に買い取りをさせていただいております!
こばちゃん
【1日で3軒のお宅に出張買取いたしました】東京都大田区にて、火の鳥、ベイビーステップ、ダイの大冒険、ドラゴン桜、魔人探偵脳噛ネウロ、全巻揃いのコミックセット、他多数。
他、新宿区払方町にて美術書、とんぼの本、ムック本、攻略本、歴史書、美術評論書。そして千葉市中央区にて学習参考書と岩波文庫、古典文学全集、国文学、ムック本を買取いたしました充実!
内容や量次第で、当日依頼での買取にも対応出来る場合がございます。
どうぞお気軽にご相談ください →お申込みはこちらから
モモコ
【遺品整理】2日間にかけて出張いたしました!全集、写真集、CD、DVDなど大量買取
買取品のなかには、伝説の名優・高倉健さんのフォトエッセイもございました!!
〽春に春に追われし 花も散る…
写真を拝見していたら、思わず口をついてでてきた一節。
かの有名な「網走番外地」の主題歌でした。あの愛想がない、ぶっきらぼうな歌声がよみがえってきますね!
そんな伝説の男優「健さん」の子供時代からの写真が掲載されており、ファンとして嬉しかったのは健さんが出演した映画の全スチールが掲載されていることです!
美空ひばりさんの相手役としてコミカルな演技を見せていた昭和30年代、「網走番外地」「唐獅子牡丹」で芸能界での地位を絶対的なものにした昭和40年代、そして「不器用な男・高倉健」そのもので活躍した晩年まで…
どの時代の健さんも魅力的です。
個人的なことを申しますと…私は健さんの元・奥様だった江利チエミさん(1937-1982)のファンでもあるので、映画「鉄道員」で、監督さんが「どんな曲を使用したいですか」という問いかけに「テネシーワルツはどうでしょうか?」(テネシーワルツ=江利チエミさんの代表カバー曲)と健さんが答えたことによって、映画の中で「テネシーワルツ」が使用されたというエピソードが大好きです。
また健さんが東映映画で「網走番外地」などに出演し、巷の不良少年たちの憧憬の的になっていた時代、作家の寺山修司はとんでもない歌を作詞しております。
その名も…「健さん愛してる」(笑)
当時発売された私家版LPの中に収録されましたが、映画「田園に死す」の中で晒を巻いたお兄さんたちが大勢で「健さん愛してる」を歌う場面が描かれております。
気になる方は是非チェックしてみてください!
健さんが刀を振り回し、雪が舞い散るなか静かに現場を去っていく場面のスチールを見ていると70年代を象徴しているようであり、当時の若者たちが憧れを抱くのはごもっとも!という感じです。
私も健さんのような男になりたいものです…
こばちゃん
目黒区のお客様より、ジブリ・ディズニー・ポケモンなどキッズ向けDVDとドラゴンボール完全版の全巻セット、実用書を買い受けさせていただきました。
谷崎潤一郎「鮫人(こうじん)」(1926年 改造社)の初版本のご紹介です!
耽美派として現在でも人気の高い谷崎潤一郎には「春琴抄」「細雪」「痴人の愛」「刺青」など、映画や芝居で親しまれた作品がたくさんありますが、当然のことながら一般には広く知られることが少なかった存在します。
その中の一つといえるのが、こちらの「鮫人」になります。
当時の谷崎は時代の寵児らしく小説家としての活動のみにとどまらず、劇団に関係して戯曲を書いたり、日本映画の揺籃期に映画会社・大正活映の立ち上げに加わって、「痴人の愛」のモデルとされた義妹・葉山三千子を映画会社のスターに仕立て上げたり、プライベートでは浅草オペラに通ったり、また小田原事件を起こしたり…若者らしい青春を謳歌していたようです。
「鮫人」は大正時代に隆盛を極めた浅草オペラ周辺を舞台にした小説で、完全なフィクションというよりもノンフィクションの要素や、一部独自の浅草オペラ論なども繰り広げられており、風俗小説としての意味合いも含む作品です。
当時としては好評を呼んで売れ行きも良かったようですが、現在まで広く谷崎作品として語られる作品にならなかったことは、とても残念に思います。
なお、こちらは「前編」となっておりますが、「後編」は未完のままで終わってしまいました。
また、この本を出版した「改造社」も当時を代表する出版社で、雑誌「改造」の発行、また、それまで高価な書籍として庶民には親しみの少なかった文学全集を、当時としては破格の定価1円で発売しはじめたことによって出版界にセンセーションを巻き起こしたこともありました。
この改造社で出版した文学全集は「現代日本文学全集」という名称で、装丁は杉浦非水が担当。
「円本」(=1円均一本)という愛称で、広く文学の普及に貢献したといえるでしょう。
くまねこ堂では明治・大正・昭和に活躍した有名作家の初版・署名本や直筆原稿などの買取も行っております!
こばちゃん
法人企業様からのご依頼で、全集・美術書・宗教学・評論・文学・社会学、段ボール300箱分の学術書を買取させていただきました○神奈川県藤沢市
前回の続きです。
「やあ、羊飼い君」 フェルナンド・ペソア
「やあ、羊飼い君、 道端にいるきみ、 吹きゆく風は君になんていう?」
「風です、吹いています、 以前にも吹きました、 これからも吹きます、とね あんたにはなんていう?」
「それよりはずっといろんなことだよ、 他にもいろんなことを話してくれる。 さまざまな記憶やさびしい懐かしさ かつて起こったことのないうあれやこれもや」
「あんたは風が吹くのを聞いたことがないね。 風はただ、風のことだけを話すんだ。 あんたが聞いたのは嘘ばかり、 そしてその嘘はあんたの中にある」
数年前結婚式にて親戚の二人のこども(小学生の兄弟)と仲良くなり、(彼らはナプキンにそれぞれわたしの絵を描いてくれたり、エレベーターで移動するときには手を繋いで、カメラを回す画面の中にはすぐに映りにくる等)それを見たまわりの大人は「やっぱり父親をもとめてるんだろうね、甘えたいんだろうね」と言いました。数年前に両親は離婚してかれらは母親と一緒に暮らしていました。
中学生の時に聴いていたスピッツの「運命の人」という曲の歌詞の冒頭で
「バスの揺れ方で人生の意味がわかった日曜日」という歌詞がどうしてもよくわからず、なんでバスの揺れ方で人生の意味がわかるのか??としばらく考え込みました。
ペソアの詩を読んでこの二つを思い出したのは、「それを何かに変えたり、要約することなく飲みこむこと」をこの詩から感じたからです。
まわりの大人は甘えるこどもを見て、かれらの行動理由に「父親がいないから」というカッコをつけました。『~なのは、~だからだ』という点を結んで線にしました。そうではなく、わたしたちはその結婚式の間の二時間ただ仲良くなったのです。(理由はあったかもしれないが、そんなものはわからないし、そんなことはどうでもいい)
スピッツの歌詞を、「なぜか」という疑問で自分の方にひきつけて矮小化するのではなく、ただ「ある人がバスの揺れ方で人生の意味がわかったんだな」とそのまま飲みこむこと。(たとえば泣いている人に涙の理由を聞いても、当人だってきっとよくわからないでしょう。最初から言語化して減圧できるものならば、そもそも涙なんて出ない)
世界をみずからの解釈に引き寄せて、変換し、要約するのではなく、そのまま飲みこみ投げだすこと。【未知との遭遇】があるとしたら、新しい面白さを発見するには、独我論的にこちらに引き寄せるのではなく、信じて投げだすこと、飲みこむことでしか出会えないのではないでしょうか。
小説家の保坂和志が「小説の自由」という小説論のなかで、「風景は人間の内面を描写するために存在しているわけではない」と書いていましたがそれにも通じます。
風は、わたしに引き寄せたものさびしい風でもなく、うららかな風でもなく、ただ吹いている。今とは違う世界との繋がり方を探して、「ただ風は吹いている」ことを受け入れることから最近はじめております。
タテ
★新刊ビジネス書を高価買取いたします!★品川区にてビジネス書、実用書、コミックセットなど、20ケース分(500冊以上)の書籍を買い取りさせていただきました★
お客様からフェルナンド・ペソアの『ポルトガルの海』をお譲りいただきました。
ペソアは1888年にポルトガルのリスボンに生まれ、1935年にリスボンで死去しました。生前刊行された詩集は一冊だけで、死後に発見されたトランクの中から膨大な遺稿が見つかり、1980年代になってやっと彼の代表作『不安の書』などが刊行されました。
彼は生涯に七十二通りともいえる別名(異名)で書き続けため、「私の複数性・他者性」という観点で注目されましたが、そもそも固有の不変な人格・私という考え方こそ異常で、精神科医の中井久夫が翻訳し日本に紹介したアメリカの精神科医のハリー・スタック・サリヴァンの言う「人格は対人関係の数だけある」というほうが非常に自然な考え方ではないでしょうか。人間は固有の一つの人格だけでなく、ジキルとハイド氏のようにわかりやすく二つに分かれているわけでもなく、無数に「私」というのは存在し、あり続けていくのではないか。そういった世界観のなかでは「私らしさ」や「自分らしさ」という枠におさまっていこうとする既存の考えかたが窮屈で息苦しいものではないかと殊に最近感じます。
ペソアの文章にはじめて触れたのは、今福龍太や四方田犬彦が編纂した『世界文学のフロンティア5 私の謎』というアンソロジーの本の中でした。
その中の「やあ、羊飼い君」という詩です。
「やあ、羊飼い君、
道端にいるきみ、
吹きゆく風は君になんていう?」
「風です、吹いています、
以前にも吹きました、
これからも吹きます、とね
あんたにはなんていう?」
「それよりはずっといろんなことだよ、
他にもいろんなことを話してくれる。
さまざまな記憶やさびしい懐かしさ
かつて起こったことのないうあれやこれもや」
「あんたは風が吹くのを聞いたことがないね。
風はただ、風のことだけを話すんだ。
あんたが聞いたのは嘘ばかり、
そしてその嘘はあんたの中にある」
短い日本語訳でたった15行の詩ですが、この詩を読んだときに「そのまま飲みこむこと、投げだすこと」について考えさせられました。
次回に続きます。
タテ
ゲームソフト、DVD、CD、フィギュア、玩具、楽器、コミック、レコード(ジャズ、邦楽)等、古本は段ボール8箱以上、ほか金貨、腕時計、アクセサリー、古道具も大量にお譲りいただきました!
絶版漫画やレトロゲーの大量買い取りのご依頼が続いております!
ゴールデンアックス、スーパーサンダーブレード、獣王記、アフターバーナー2、ダーウィン4078、TATSUJINなどセガ・メガドライブ、PCエンジンのレトロゲームソフトを買受させていただきました。
ジャンルとしましては、縦スクロールシューティングと横スクロールアクションものが多く、箱説揃いの一品
海外のお客様からもお買い求めいただけそうです。
モモコ