買取事例
寝ても疲れがとれない…そんなお悩みを解決っ!?
いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
早速ですが寝ても疲れがとれないときってありませんか?
私の場合は朝スッキリ起きられないことがほとんどなのですが…(笑)
そんな中、最近入荷してきた本で気になったものをご紹介させていただきます!
『「精神科医の禅僧」が教える心と身体の正しい休め方』
こちらの帯にも書いてありますが寝ても疲れがとれない原因はなんと「脳の疲弊」!身体ではなく実は脳が疲れていたんですね。でも脳の疲れの取り方っていまいちよくわからないですよね。それを解決してくれるのがこちらの一冊です!
ここ最近よく耳にする「マインドフルネス」という言葉、皆さんご存知ですか?
ざっくりした説明では「今、この瞬間に意識を向けてそれを受け入れること」だそうで、それを行うことでストレスを軽減できたり脳が活性化し仕事のパフォーマンスが上がったりするため注目されているようです。
脳の疲れをとるのにもそのマインドフルネスが有効な手段の一つだそうです。
本書に詳しく説明されてますがそのマインドフルネスを身につける方法が瞑想です。瞑想にも様々なやり方があり具体的な方法がいくつも紹介されております。
ここで簡単に実践できるものを一つご紹介しておきます。「呼吸瞑想」です。
そのままですが、普段無意識に行っている「呼吸」を意識的に集中して行います。立ってでも座ったままでも大丈夫です。まず背筋をピンと伸ばします。そして鼻からゆっくりと息を吸って、ゆっくりと鼻から吐きます。その時に息を吸うことで空気が鼻を通って肺、お腹が膨らむ、吐き出すときにしぼむ、そういった感覚に集中してみてください。それを何回か繰り返します。
たったこれだけです。時間は1分でも、3分でもお好きな時間で問題ないみたいです。これなら仕事の合間にも出来ますし忙しい人にもおすすめの方法です。
瞑想ってじっくり時間をとってやらなきゃいけないものだと思っていたのでなかなか続けられなかったのですが、こんな風に短時間でもいいなら自分でも続けられそうな気がします!
他にもいろいろな瞑想方法があるようなので自分好みのものが見つかるといいですね。
そして実践する事で脳が休まり、心身ともに元気に、さらに活動的になれそうですね
マインドフルネスについて気になった方、こんな本も入荷しています。
『マインドフルネス 気づきの瞑想』
こちらの方が少しディープな内容になっておりますので興味のある方はぜひ!
くまねこ堂では実用書や専門書などの古本はもちろん、骨董品、CD、ゲーム、アクセサリーなど様々なジャンルのものが買い取り対象ですので、ぜひご処分にお困りの方はお気軽にご相談ください。また、ご整理依頼も大歓迎です。
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スタッフ一同心よりお待ちしております。
クウスケ
諏訪彰監修『図解 大地震がくる!――きみが生きのこるために』(少年少女講談社文庫、1974年)が入荷しました!
くまねこ堂ブログをお読みいただきありがとうございます。
2月13日に福島県沖で発生した地震の影響で、土砂崩れ、建物の倒壊が発生しています。さらに、この被害はスーパーマーケットの営業休止など、流通面にもおよび、被災者の方々の生活に打撃を与えています。
※イオン/地震の影響で福島県、宮城県5店3ショッピングセンター営業休止(流通ニュース、2021年2月15日)
https://www.ryutsuu.biz/store/n021511.html
東京電力福島第一原発の5、6号機については、使用済み核燃料プールから水があふれ出たと報道されています。今回の地震による事故の収束、そして10年前の東日本大震災以来の問題への対応など、依然として注視する必要があります。
※福島第一原発など東日本の原発「異常なし」原子力規制委 最大震度6強の福島県沖地震(東京新聞、2021年2月15日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/85832
ところで、くまねこ堂には、こんな本が入荷しました。
諏訪彰監修『図解 大地震がくる!――きみが生きのこるために』(少年少女講談社文庫、1974年)です。1974年刊行の書籍ですから、地震のメカニズムや、災害時の心構えなどの内容は、現在では常識となっているか、更新された部分も多いかもしれません。あるいはどぎついカラー口絵に、違和感を覚えるかもしれません。しかし、監修者の気象研究所地震火山研究部長・諏訪彰とはどういう人物なのか、軽い気持ちで略歴を確認してみたところ、意外にも興味深い書籍であることがわかりました。
本書の監修者である諏訪彰は、1919年に長野県諏訪郡に、諏訪氏の分家筋の家に生まれました。東京帝国大学理学部地質学科に進学し、1944年に卒業して兵役につきました。その任務は技術将校として日本海沿岸の石油調査でした。戦後は気象庁の前身である中央気象台において火山研究に従事し、1980年に定年退職しています。
※ 田中康裕「本会名誉会員 諏訪 彰さんの逝去を悼む」『火山』第44巻第2号(1999年4月) 109-110頁。
そんな戦時経験を持つ諏訪彰が、本書において次のように呼びかけている部分があります。
「震災対策のような一大難事業をなしとげるためには、まず為政者にそのつもりになってもらわなければなりません。そうはいっても、わたしたちも、すべてを政治の貧困のせいにして、自分たちは、なんのそなえもしないで、評論家気どりでいるわけにはいきません。天は、みずからをたすけるものをたすけるのです。」
かつて、日本政府・日本軍を信用した結果、国民はどのような被害を被ったでしょうか。震災対策を「日本の安全保障政策」ないし「軍部の統制」に置き換えた場合、諏訪の訴えが急に生々しく思えてきませんか? 諏訪は「『いざ』というときにも、みんながたすけあう気持ちをつねにもっていられるように、ふだんから、人と人との信頼関係をそだてておくほかありません」とも述べています。もしかすると、そのような信頼関係の大切さを実感するような過酷な体験を、戦時中の諏訪自身がしていたのかもしれません。
諏訪自身の戦時体験の背景を想像しながら本書を読んでいくと、政治に頼ることを戒め、日頃からの信頼関係の構築を説いて災害時の生存策に大部分の紙幅を割き、地震の予知は困難であることを明言しているところなどは、子供向けの自然科学本にしては妙に現実主義的な印象を受けます。基本的にはシュールな絵が展開されている本書ですが、上記のような真剣で実直な主張が挿入されていることに気づくと、大変印象が変わります。
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くまねこ堂では様々なお品物の買取を行っております。それらお譲りいただきました品々を、なるべくタイムリーな形で当ブログで紹介してまいります。それらに類似した書籍・古道具などをお持ちで、ご処分をご検討の際は、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野坂
易学、占い、健康・医療、ビジネス書などをお譲り頂きました☆
昨日は江東区木場のお客様より、
易学、占い、スピリチュアル、生理学、東洋医学、解剖学、健康・医療、
ビジネス書、学習参考書などの新しめの書籍をお譲り頂きました。
くまねこ堂では発売から1年以内の本は通常の査定より買取金額がアーーーップ🎵!!
いたしますので、(詳しくはこちらをどうぞ)
お手持ちの本の価値が下がってしまうその前に、
是非一度くまねこ堂にお声かけくださいませ✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌
お天気がいい日は、ほんのり春を感じる日も増えてまいりましたね。
本日はそんなのどかなお天気の中で出張買取となりました。医学、スピリチュアル、ビジネス本を中心としたお品物を、だいたい折りたたみコンテナ20箱分ほどお譲り頂きました!!
ありがとうございます。
そんな中で、空き時間にちょっとやってみたくなるツボ押しの本がございましたのでご紹介させていただきます~~
「病気にならない!きれいになる!「ツボ」大地図帖」
帯津良一 藤井直樹 著 /株式会社PHP研究所
さまざまな症状を手軽に改善できる、ツボ押しガイドブック完全版! ツボ押しは、自分で、いつでもどこでも、かんたんにできるセルフケアです。なかなかわかりづらいツボの場所ですが、本書は確実にわかるよう、骨格の入ったイラストや、人物の写真を用いて、わかりやすく丁寧に解説しています。片頭痛、肩こり、腰痛などの痛みや不調を治すツボ、全身疲労、冷え、不眠症などの病気を防ぐツボ、貧血、生理痛、肌荒れ、むくみがスッキリする女性の悩みを解消するツボなど、あらゆるツボを網羅しています。また、リンパマッサージもたっぷり紹介しています。リンパマッサージはリラックス効果、老廃物を流すといった2つの効果があります。ツボ押しに加え、リンパをプラスすることで、不調を改善する効果が高まり、より健やかな心と体をつくっていくことができます。巻末付録に、5分で体が軽くなる「ツボ・リンパエクササイズ」も収録。(Amazon商品ページより抜粋)
~全国のビジネスパーソン、主婦の皆様におすすめのページ~
ハイ一番知り合いから言われるお悩みがこれです~~~(辛い)
現代社会、パソコン、スマホ、タブレットと常に向かい合ってる人多いですからね~~😿
主婦の知人も子供を持ち上げたり、家事をこなしていると、誰かに首・肩たたきしてほし~~って人多いです!
~全国の低気圧になると調子が悪くなる皆様へおススメのページ~
ハイこれも台風とか近づいてくると不調の人続出しますよね~~😢
人間だもの。みつを
人間も動物ですから多少は仕方ないです。でもそんな日も休めない・・・。よくあるお悩み。
ふとした瞬間にツボ押しでGO🔥!!
~全国のしょっぱいものや甘いものがやめられない人へおススメのページ~
ハイ歳を重ねるとこれが健康の悩みの人めちゃめちゃ増加するようですね。
近い未来、食事制限が課されても、いいですか?(; ・`д・´)
末永く美味しいもの、好きなものを食べたい方は必見ですよっ🍮✨
~全国の肌トラブルに悩めるお年頃の皆様へおススメのページ~
青春真っ盛りボーイや人生の華を謳歌中の若者~~~~!!!
ニキビに効くツボなんて知ってましたか?
これでいつ被写体に誘われても大丈夫だっっ👍
はい、こんな感じで、
王道の健康に関するお悩みから、実は知らない以外なツボまで様々なところが紹介されていました!一家に1冊、こういうのがありますと家族全員で楽しく活用できるかもしれませんね(^^)/
かこさん
Baccaratのテーブルウェアの写真集が入荷しました
先日は杉並区久我山のお客様より、
専門書、学術書、岩波文庫、人類の知的遺産全集、思想、哲学、宗教学などの書籍をお譲りいただきました。御依頼誠にありがとうございました。
道中、車がたまたま、信号かちょっとした渋滞か何かで停車していた時に、
ふと道路沿いの出窓のある家を見たら、
その出窓に毛玉がもっさ・・・?はっ(*‘ω‘ *)!!!
🐈三毛のネコちゃん✨が太陽を全身に浴びながらスリーピングタイムをしていたのを見つけた時には、店主もスタッフも、おおいに興奮いたしました。
本日はくまねこ堂でもお譲りいただく事があります!フランスの老舗ガラスメーカー「バカラ」の、オールドバカラと称される珍しい作品の中で、さらにテーブルウェアが集まった写真集が入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。
「Old Baccarat Tableware」マリア書房
こちらはラインワイングラスといわれるシリーズが掲載されたページです。
切子グラスを連想されられました🤔
脚がシュッとしていて長いですね!
光の反射でまるで宝石のように輝きを放つ、
ラインカットの上から、被せガラスで色が施されています。
テーブルがとっても華やかになりそうなグラスですね~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
古いデザインとは思えないスタイリッシュさも魅力です。
こちらは1878年頃制作された、日本画で描かれた花鳥、山水が彫刻された花器です。
日本画がフランスのガラス技術でこんな風に再現されるとは!
こちらも同時期に制作された花器ですが、また違った手法です。
ラスター彩の肌に繊細な線の絵柄がエナメル彩で描かれています。
ここ最近、雑貨屋さんの新作でラスター彩のような玉虫色の光に包まれたカップ&ソーサーなどの食器を見かける事が多いです。流行の兆しかもしれません~!
そんなこんなで、オールドバカラの作品を眺めていると、ジャポニズムに大きく影響された作品が沢山あるなあと常々感じました。
ここ最近は「世界から見た日本!こんなに凄いんだぜ!!👨🔥」といった
日本を称賛する番組は、自画自賛が過ぎる😢といったような議論に発展していますが、
地球の歴史の中で、他の国の方々に文化のリスペクトをして頂けていたということは、
やはり嬉しいな、と感じます。
歴史にとらわれず、これからも!世界に発信できる魅力を発信して行けたら、もっと良いですね!
かこさん
不思議な色をもつ生き物をみてみましょう!
いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日は東京都江東区のお客様より即日買取にて異端文学、幻想文学、澁澤龍彦、サブカルチャー、展覧会の図録、料理本、ポスターなどをお譲りいただきました。ありがとうございます!
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今回私がご紹介する本はこちら!
『不思議な色を持つ生き物図鑑』
表紙からしてカラフルでなんとなく面白そうかなと思い手に取ってみました。
図鑑をまじまじと見るのは小学生以来かもしれないと思いながらページをめくっていくと…
うわーすごーいっ!!なにこれ!こんなんファンタジーじゃん!!とテンション爆上がりしました。個人的に二枚目のライラックニシブッポウソウ(名前もなんかすごいですね)がすごい好きです。
世界にはこんなカラフルな生き物もいるのだと驚きましたし、普段なかなか見ないですけど図鑑ってやっぱり面白いですね。
カラフルな生き物は鳥類や爬虫類、昆虫、魚類が多い印象はありますが、単色だとこんなイケメンなお馬さんも…
なんだか神秘的ですね。真っ黒とか真っ白とかもそそられます。
あとはこんな!スケルトン!本当に海の生物は不思議がいっぱいですね。
ケンサキイカめちゃくちゃ可愛くないですか??
こういうデザインの小物とかありますよねって感じでなんだか本当に不思議ですね。
見ていると楽しくなって謎の創作意欲が湧いてきました笑
くまねこ堂では図鑑などの古本はもちろん、古道具、CD、DVD、アクセサリーなど様々なジャンルのものが買い取り対象ですので、ぜひご処分にお困りの方はお気軽にご相談ください。また、ご整理依頼も大歓迎です。
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スタッフ一同心よりお待ちしております。
クウスケ
「砂漠の魔王」秋田書店創立30周年記念パーティー配布本入荷
いつもくまねこ堂ブログのご覧いただき誠にありがとうござます。
本日は出版関係のお客様よりご遺品整理のご依頼をいただき、世田谷区に出張買取にお伺いさせていただきました。ギフト、小判、銀製品、優勝カップ、万年筆、テラコッタ、彫刻、ノリタケ、ウェッジウッド、別冊太陽、美術書、相撲などなど、一軒まるごと拝見させていただき多数のお品物をお譲りいただきました。誠にありがとうございます!
本日買取させていただきましたこちらの「砂漠の魔王」は、秋田書店創立30周年記念パーティーで来場者に配布された非売品の一冊です。昭和53年8月発行となっておりますね。
福島鉄次さんによる「砂漠の魔王」は秋田書店の雑誌「冒険王」の前身「少年少女冐險王」の創刊号から連載された昭和20年代の絵物語の人気作品。ちなみに創刊号のみ題名は「ポップ少年の冒険・ダイヤ魔人」で、二回目より「砂漠の魔王」に変更されたそうです。単行本は全9巻まで発行されておりましたが(当時最終巻10巻は発行されなかったのだとか)、2012年に完全復刻版が発売されるまでは大変貴重な絶版本だったようですね。こちらの配布本はオールカラーで1、3~6巻までが収録されているという内容。何故か2巻部分が抜けております、何故なのでしょうか。絵や色使いはアメコミっぽくて今見ると余計にインパクトが強く感じられますね。また、巻末には「私のひとこと」と題して手塚治虫さん、水島新司さん、藤子不二雄さん、石森章太郎さんなどの大物漫画家が秋田書店や「砂漠の魔王」に対してコメントしており、こちらもファン心がくすぐられる内容。貴重な一冊です。
くまねこ堂では古本のご整理はもちろん、古道具や骨董品、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取を行っております。ご処分をお考えの際はお気軽にご相談下さいませ。
また、ご遺品整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。
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56さん
銭湯にはいかれますか?🐵
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをお読みいただき有難うございます。
先日は埼玉県川越市のお客様より、SF、怪奇、ミステリー、ハヤカワ、創元推理文庫、ジョイス・ポーター、ニコラスブレイク、クレイトン・ロースンなどをお譲りいただきました。ありがとうございました。
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さて、最近なぜか暖かい日が続いているので、油断して少し薄めのお洋服で外へ出ると、夜はやっぱり寒くなっていて、やってしまった…となります。皆さんは気温差に体調を崩されたりはされていませんでしょうか😫まだまだ気は抜けませんね。
寒い夜、心も体も温まりたくなります。そんな日には、「銭湯」に行きませんか?
私は先日うちの給湯器が壊れてしまって、たまたま地元の銭湯へ行ったのですが、たまには銭湯もいいな~と思いました。広い浴槽になぜだか気分が上がってしまってついつい長風呂してしまったり、日替わりの薬湯なんかもわくわくしている自分がいました😂
そこで今日ご紹介する書籍がこちら。
「浮世風呂」。江戸時代の銭湯についての書籍です。今とはちょっと変わった風習なんかもあったり。
例えば、
こちらの画像を見ると、男女混じっているのが分かりますね。手前側にいる女性は湯女っぽい感じがします。背中を流してあげているのでしょうか。
昔は男女混浴だったようですが、何度か禁止令が出され、実際に厳しくより閉まられたのは天保の改革からだそうです。とはいえなかなか長年の風習がそう簡単に変わるはずもなく、男女きちんと分かれるようになったのは明治中期頃だそうです。
しかし、江戸時代に男女分けられるようになったというのも、仕切りを設けた程度だったようで、男性は女湯を覗いたりしている人もいたそうですが、江戸っ子はカッコつけて、「女湯を覗くなんて田舎モンのやることでい!!」といっていたとか。今じゃ覗きはもちろん犯罪になりますから、案外江戸っ子の子の精神は素敵(?)なのかもしれませんね笑
こちらは湯屋の看板と番台の画像。この番頭さん、渋カッコいいですね~!私の地元の銭湯は、おじいちゃんおばあちゃんが多いです。若い人にも銭湯ブームが来て、いつか若い番頭さんがいるようになったらおもしろいな~と思っています
こちらの画像では、楽しそうに笑いながらお湯に浸かっている方なども見受けられます。今は、あんまり近くの方とお話しながら湯船に浸かるという感じはしませんが、こういったご近所付き合いみたいなのもいいですよね。これも銭湯の醍醐味だったりすると思います。
今、銭湯に行く人が減っているようですので、日本の昔からの良い伝統をこれからも守るために、私はちょこちょこ銭湯に通おうと思いました😌
くまねこ堂では古本だけでなく、古道具、時計、アクセサリーなども買い取り対象ですので、ぜひご処分にお困りの方はお気軽にご相談ください。また、ご整理依頼も大歓迎です。
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最後までお読みいただき有難うございました。
ち
コミックス「約束のネバーランド」が入荷しました!!
いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
最近は日差しは暖かいんですけどね、急に寒くなるのでまだまだ油断できませんね。
来月には暖かくなるのでしょうか。春が待ち遠しいですねぇ。
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先日『約束のネバーランド』のコミックスが入荷してまいりました!ひゃっほう!
現在テレビアニメはseason2が絶賛放送中ですね。私はアニメからこの作品を知ったのですが(コミックスが書店で話題にはなっていたので存在自体は知っておりました)可愛い絵柄に対して内容がなかなか衝撃的でしたね…
ゾクゾクしたりドキドキしたり、勇敢な子供たちに感動したりと大忙しです。観だしたら一気に観てしまうやつだこれ…って感じでした(笑)
コミックスは去年完結したばかりですが、アニメ勢としては続きがどうなるのかとわくわくしております。
少しでも『約束のネバーランド』が気になった方はコミックスやアニメをぜひチェックしてみてください
くまねこ堂では最新のコミックスや話題の作品の買取大歓迎です!その他にも専門書やビジネス書、CD、DVD、ゲーム、骨董品、おもちゃ、アクセサリーなどなど…多岐に渡る商品の買取を行っております。ご処分やご整理をお考えの方はぜひ一度ご相談ください!
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スタッフ一同心よりお待ちしております。
クウスケ
ハンナ・アーレントとカール・ヤスパース両者の著作が入荷しました~『全体主義の起源』序文について
くまねこ堂ブログをお読みいただきありがとうございます。
最近、くまねこ堂では、ドイツのナチズムをはじめとする全体主義に関する書籍が入荷されています。そういえば少し前の講談社のオンライン雑誌クーリエ・ジャポンで、アメリカの国会議事堂襲撃事件(1月6日)を起こした暴徒と反ユダヤ主義との関連を指摘した記事が掲載されています。同記事は、「1930年代になると反ユダヤ主義が急激に広が」った時点から切り出し、先のトランプ政権にいたるまでの、アメリカにおける主な反ユダヤ主義暴動の歴史を振り返っています。反ユダヤ主義といえば、ついナチ・ドイツ、その政治指導者のヒトラーと結び付けてしまいがちです。しかしながら、そのドイツとの戦争に勝利した上で同国を裁いたアメリカにも反ユダヤ主義が蔓延していたこと、そして現在でも深刻な問題であることを、同記事によって改めて想起させられます。
※専門家が警鐘「アメリカの反ユダヤ主義をみくびってはいけない」─議事堂襲撃が繰り返される可能性も(クーリエ・ジャポン、2021年1月29日、Yahooニュース転載)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8a37be89db5fbf850ed9d5b93acb50c663967b?page=1
ナチ・ドイツに限られない、反ユダヤ主義の広まりや、それが全体主義の形成にどう関わってくるのか、という点については、あの古典がやはり参照されるべきでしょう。
上掲の画像は最近入荷しました、ハナ・アーレント『全体主義の起源1 反ユダヤ主義』大久保和郎訳(みずず書房、1972年)、カール・ヤスパース『精神病理学原論』(みすず書房、1971年)です。(アーレントの名前については、新装版でハナからハンナに変更されています。)
アーレントの『全体主義の起源1 反ユダヤ主義』にはヤスパースが序文を寄せています。「第一部と第二部では反ユダヤ主義と帝国主義が、全体主義にとってそれらが持っていた本質的な意味にもとづいて検討される」が、「おそらく第三部〔全体主義〕を最初に読むのがいいだろう。なぜなら結果がよくわかっていたほうが発生がよく理解されるからである」と専門家の間ではよく知られた「助言」があります。それゆえに、ナチズムおよびソ連のスターリニズムを正面から扱った、タイトルにして第三部の主題の「全体主義」に引きつけて読まれがちな三部作ですが、ヤスパースは同時にここで「すべての章が読者を捉えて放さぬ」と述べてもいます。たしかに、反ユダヤ主義と帝国主義の分析は読者にとってそれぞれハイライトが異なると思われるほど、興味深い見解が連発します。
たとえば、第二次世界大戦後のヨーロッパ経済再建における難民問題を扱った、タラ・ザーラ『失われた子どもたちーー第二次世界大戦後のヨーロッパの家族再建』三時眞貴子ほか訳(みすず書房、2019年)は、アーレントの国民国家体制の分析を発展させた研究といえます。アーレントが見逃さなかった、普遍的人権が国籍に縛られている点を重視したザーラは、国際的な難民支援活動が、各国家のナショナリズムに回収される局面を浮き彫りにしました。このような系譜があるほどですから、アーレントの『全体主義の起源』は、ナチズム研究としてだけでなく、またたんに歴史学としてだけでなく、様々な関心から読まれるべき著作ではないかと思われます。
くまねこ堂では様々なお品物の買取を行っております。それらお譲りいただきました品々を、なるべくタイムリーな形で当ブログで紹介してまいります。それらに類似した書籍・古道具などをお持ちで、ご処分をご検討の際は、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。
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小野坂
下町を写す昭和の写真集が入荷しました。
日々鬱々としたニュースを目にして、
もう日本が嫌いになりそう、
この世に疲弊している・・・
そんな皆さまへお勧めな気がした(笑)、書籍のご紹介です。
(これを書いている私が今そういう感じなのかもしれません;)
「東京のちょっと昔 30年前の下町風景」平凡社
台車に子供、乗りすぎだよ~~。(笑)
30年前!?と思った方、はい、そうです。
こちらの書籍2007年に発行されておりますので、現在から遡りますと、
だいたい40~50年前の1970年代の東京の下町の風景がぎゅっと詰まった
モノクロ写真集となっております!
私はこのような写真が撮影された年代を確認しますと、
スマホの話じゃないですが数年前はこんなだったのに!
(私が学生の時はガラケーだったのに!)みたいな、
時間の経過<文明の発達具合の著しさみたいなものに、すっごい驚くことがあります☺
同書よりいくつかピックアップしましたのでご紹介させていただきます。
谷中(台東区)の炭団(たどん)の乾燥。炭団は昔の燃料。粉炭に布海苔を加えて丸く作り、最後に乾燥する。夏は氷、冬は炭を売る商店が各町にあった。(説明文より)
鬼滅の刃の主人公・炭治郎も炭を売っていたお宅の息子さんでしたから、
夏は氷を売っていたのでしょうか🤭?
谷中といえば今現在、谷中銀座周辺のレトロ&おしゃれな街並みで、
休日は特に賑わうお散歩スポットですね!
こういった時代ならではの商品が並べられた店先の風景も、素敵ですね。
北千住(足立区)の住宅密集地域。屋根の上に台を作って盆栽・鉢植えを楽しむ。狭い下町に生きる知恵だ。さらに上、物干し台がある。(説明文より)
「おかあさん危ないよ!?大丈夫!?」と、思わず声を掛けてしまいそうな一枚(笑)
にしても機用に育てていらっしゃる。家と家の距離がほとんどない住宅街の一角という所が、また絵になる。
北千住(足立区)のお使いの少女。夕方になると商店街はたくさんの人出で賑わった。
お駄賃をもらえるからお使いは楽しい。(説明文より)
ネギも大根もそのまんま持ってくんか~い(笑)
いや、これこそ最強のエコ。最近普及した「エコバッグ」ですら不要。
後ろに写ってる八百屋さん、めっちゃ繁盛してますね~♪
道行く人みんな八百屋のほう見ていますし。
ちょうどピークタイムだったのかもしれません。
江古田(練馬区)の路上。庭からはみ出したうさぎ小屋。
当時「日本人はうさぎ小屋に住む」と外国にからかわれていた。(説明文より)
う~ん、この比喩、ぶっちゃけ今も都心のアパートでは通用するのでは…(;´∀`)
ワンルームなのにめっちゃ高い家賃、都内あるあるです。
もう少し下げてくれてもいいんでねえか~~;と庶民のわたくしは、いつも思います。
「路上になにかがはみ出してOK」という環境、
今、あまり見かけませんね(現在だと通報されちゃうかもしれません)。
もし私が当時の小学生だったら・・・
毎日うさぎを見るためにココの道を通っちゃうだろうな~~気になるっ
浅草(台東区)の櫛屋。日本髪美人を配した店は、まるで明治期の老舗のようだ。
和装の女性の髪を飾る多くの櫛を商っている。(説明文より)
いきなり時代をタイムスリップしてしまったかのような店先にお姉さん。
後ろの割烹着姿の女将さんもまたいい味。
ひと昔前の陳列棚って、
現在のショッピングモールではあまり見かけないような、
和と洋が入り混じったデザインがステキですよね~~~✨!!
荒川(荒川区)の洋服屋。一から十まで手作りの店がどこの町にもあった。
案内制手工業のひとつといってもいいだろう。(説明文より)
現在巷で増加中のD2Cブランドをされているお宅もやり方としては近いものがあるのでしょうか。
戦後の婦人雑誌を見ていると洋装は本当に一般家庭でしたらどこも本当に1から。好みの布を探してきて、型紙をつくって、、、という様に、お母さん(もしくはおばあちゃん)が家族の中のお洋服屋さんだった事、洋服の制作関係の特集や付録が多いことから伺えます。
そんな世の中で、「洋服屋」が生まれた事って、
ご婦人方の救世主だったのではないでしょうか!?
豊洲(江東区)のバス運転手。”ベベベベベーン”。
休憩中に趣味の三味線を爪弾いて英気を養う。バスの床が板張りだ。(説明文より)
まったりした時間を有意義に😂
誰もいないバスの中が俺のステージさ✨といった声と音色が聞こえてきそうですね。
厳しい世の中だなあ~と感じることもありますが、
これくらいの自由を許せる心は、いつまでも持ち合わせていたい。
南千住(荒川区)の民家内部。お母さんは台の上で手提げバッグを作っている。工業用ミシンで縫い上げる。子どもが4人にウサギが2匹。職住が入り混じった下町暮らしだ。飛込み派カメラマンの腕が冴える。(説明文より)
1970年代版リモートワーク!!?
えっ、ていうか、ここでもウサギ🐇?!
下町にウサギはマストだったのでしょうか。
子供4人にウサギを見守りながら内職しているのって凄すぎませんか。
だからお母様、スリムなんですか。
さて上の写真の説明文にもあったように「飛び込み派カメラマンの腕が冴える」と
文中でもありましたが、
こちらの写真の著者は[豆腐屋カメラマン]と謳う若目田幸平さん。
なんと雑誌「太陽」、「アサヒグラフ」などを担当されていたプロのカメラマンさんです!
なんて人情溢れる素敵な写真がいっぱいなんだ~~と思っていたら
やっぱり凄い人だったのですね(*‘ω‘ *)
「くそ~こんな社会なんて嫌いだ~」と思った時、
こういったあたたかみのある写真を眺めるのもいいと思います。
先日は大田区にて貯金箱、企業物、眼鏡、アクセサリー、版画、岩波文庫、講談社学術文庫等をお譲りいただきました!ご依頼誠にありがとうございました!
かこさん