買取事例
中野区、BLANKEY JET CITY(ブランキージェットシティ)のCD
☆彡くまねこ堂は、ゴールデンウィーク中も休まず、年中無休で出張買取いたします!☆彡
ブランキージェットシティのCDをお譲りいただきました(^^)!
「BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)」は、日本のロックバンド。1987年2月に結成。2000年に解散。略称はBJC、ブランキー。
(Wikipedia)
印象的なバンド名は自分たちで作った物語が由来だそうです。
あらすじの概略は、「かつて黒人解放運動を行っていたブランキーという男がいた。ブランキーは、その後年をとった時にひとりぼっちになってしまった。ひとりで、あてもなく旅をして辿り着いたのが、ジェットシティというごきげんな街。この街をえらく気に入ったブランキーは、その街の市長になった。」….
私コロスケは、ブランキーといえば写真集です。
こちらの写真集は、矢沢永吉、B’z、THE YELLOW MONKEY、清春などのCDジャケットや、白鵬、魔裟斗などの写真集を手掛けたフォトグラファー緒方秀美氏の作品です。
女性でありながら緒方氏の撮る写真はROCKでとにかくカッコいい!
コロスケは「氷 (1999年2月)」「Diamond Cat (2000年12月)」2冊の写真集を持っております(^^)v
コロスケ
▼民芸運動▼ 陶芸家・河井寛次郎と濱田庄司の著書を、目黒区五本木より買い入れ
濱田庄司『無盡藏』、河合寛二郎『六十年前の今』『炉辺歓語』の他、
熊谷守一『へたも絵のうち』、『マティス 画家のノート』、棟方志功や富本憲吉の図録等を目黒区にお住まいのお客様より買い入れさせていただきました。
河井寛次郎と濱田庄司は、柳宗悦と共に民芸運動を推進した中心的存在でもある、日本の近現代を代表する陶芸家です。
【人間国宝・無形文化財】濱田庄司 | 骨董買取くまねこ堂
【陶芸家】河井寛次郎 | 骨董買取くまねこ堂
モモコ
世界の偉人の言葉・名言・格言集~(品川区)
ブッダ、ニーチェ、カント、デカルト、マーフィー、バシャール、アインシュタイン、チェ・ゲバラ、などなど。
世界の偉人達の優れた言葉の本をたくさんお譲りいただきました、ありがとうございます!
世の中には、優れた人が発した優れた言葉があります。
それらは時に他人の人生を大きく変えてしまう魔法です。
「近くに寄るほど偉人も普通の人だと分かる。従者から偉人が立派に見えるのは稀だ。」(ラ・ブリュイエール)
テストで100点だったクラスメイトに「頭良いね」と言ったら「普通だよ~」って返されたことを思い出します。
私コロスケの大好きなロックスター、マリリン・マンソンも数々の言葉を残していまますよ(*^-^*)!
「キリスト教がアメリカのすべての弱点の根っ子なんだ。
好色、貪欲、性欲といった人間であるからには自然な、
ありとあらゆることが罪だとみなされて、人として生まれた
ことに対して罪の意識を抱きながら大人になる。
常に拘束されている。僕はそういった事柄の中でも
生きていくことを学んだ。生きることを学び、そのおかげで幸せなんだ。」
byマリリン・マンソン
コロスケ
理学療法・看護学のテキストを店頭買取させていただきました
直接のご来訪にて、理学療法に関するテキスト・医学書をお譲りいただきました。
この度は足をお運びいただき誠にありがとうございました!
当店はインターネット専門店のため店頭での販売はしておりませんが、
買取の受付は、事前にご予約をいただければ査定可能でございます。
お売りになりたい本・CD・DVD・骨董品等がございましたら、
フリーダイヤル:0120-54-4892までどうぞご相談ください
モモコ
【東京都練馬区】茶の湯、仏像、日本画、陶磁など美術館の図録、大型美術本を多数入荷!
今回もリピーター様からのご依頼があり、茶の湯、仏像、日本画、陶磁など美術館の図録、大型美術本を多数お譲りいただきました!
(いつも、ありがとうございます)
幅広いジャンルの美術本が網羅されており、興味深いものばかり
その中でも思わず、その世界観に引き込まれてしまうのが、
「石踊達哉全仕事 第一巻 源氏物語絵」(求龍堂)!
近年、瀬戸内寂聴さんの訳による「源氏物語」が刊行されたことによって、源氏物語ブームが巻き起こりましたが、その著作の装幀を描いていたのが石踊達哉氏でありました。
石踊氏の描いた作品は、古典を踏襲していながらも、大胆で美しく、雅やかで、斬新。
目の前で作品を眺めたらどんなに素敵なのだろう…と創造しつつ、どこかで企画展が開催されないかなぁと心待ちにしている、こばちゃんでした
by こばちゃん
埼玉県中部でリピーターのお客様より女性アイドル関係の書籍・雑誌・写真集・CDを多数お譲りいただきました!
桜が咲いて春のいぶきが感じられるようになったと思ったら、もう葉桜の季節!
埼玉県中部のリピーター様より4回目のご依頼をいただき、AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46を中心に人気の高い女性アイドル関係の書籍全般、CD、DVDなどをお譲りいただきました(いつも、ありがとうございます)
今回入荷した品々の殆どが美品で、付録や帯も大切に保管されているものばかり。雑誌のタイトルだけでも多岐にわたり、ファンには垂涎の逸品ばかりではないでしょうか
今や国民的アイドルグループとなり、4月3日に東京ドームで開催された「美空ひばり生誕80年記念コンサート」の出演者にも選ばれていたAKB48も、世に出始めの頃は、すぐに消えていくのだろう…と思っていたオジサン方がたくさんいたはず!
しかし、そんなオジサンたちも今ではメンバーの名前などもすっかり覚えてしまい、「アイドル戦国時代」を無視することはできなくなっております
そもそもアイドル(idol)という言葉は1920年代のアメリカで使用されたのが最初といわれておりますが、日本でアイドルという言葉が定着し大々的に使用されるようになったのは1960年代以降になるかと思います。(日本でアイドルという言葉が仕様される以前には、「スター」「スタア」という言葉が同義語として使用されておりました)
昭和初期から全国区のキラキラしたアイドルの系図を辿ると、やはり松竹少女歌劇団の水の江瀧子(愛称ターキー)からはじまり、宝塚少女歌劇団の小夜福子、葦原邦子(愛称アニキ)、映画俳優の林長次郎(長谷川一夫)などが挙げられ、戦後は何といっても美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみの初代三人娘!
そして昭和30年代初頭のロカビリー全盛時代、小坂一也、ミッキーカーチス、平尾昌晃、山下敬二郎らがアイドルとしてもてはやされ、その後のポップス全盛時代(スパーク三人娘、弘田三枝子など)、GS時代、花の中三トリオ~松田聖子、岡田有希子、おニャン子など80年代アイドルと続きます
この次はどんなアイドルが出現するのでしょうか!?
私もこれからも浮世の片隅で、その様子を傍観していきたいと思います
by こばちゃん
不良漫画の金字塔、新装版クローズ全22巻帯付きセット入荷です!〈松戸〉
『クローズ』は1990年から1998年まで『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載された、高橋ヒロシによる日本の不良漫画作品です。
「クローズZERO」として実写映画化もされており2007年、2009年、2014年にシリーズ公開されています。
新装版は全巻に特製メタルステッカー付き!
漫画ではおなじみの不良ですが、ほとんどの人にとってはあまり馴染みのない世界ではないでしょうか。
刺繍などで飾りづけた特攻服を着て違法改造バイクを乗り回す姿は、日本の不良の代名詞ですね。
かつては全国で42000人ほど存在した暴走族ですが、現在は約8500人ほどに減少し絶滅の危機にいるそうです
そんな日本の不良文化が近年、最先端ファッションとして海外から注目をされている⁉
写真(上)はお洒落な街ロンドンで特攻服風のコートを羽織った若者の姿です。
あのデヴィッド・ボウイも特攻服を舞台衣装に取り入れておりましたし、イギリスはセックス・ピストルズ (Sex Pistols)やザ・クラッシュ(The Clash)を排出したパンクの国だけあって、不良(FURYO)ファッションに敏感なようですね♪
コロスケ
町田市@東京都にて、哲学・思想・美術書をお譲りいただきました!
東京都町田市にて、哲学・思想・美術書をお譲りいただきました!
ありがとうございます(*´▽`*)
さて突然ですが、もしも将来お子さまを美術史の道に進ませたい!という親御さんがいらっしゃいましたら(あまりいないと思いますが ;^ω^)、遊び道具にウォーリーを探せや間違い探しをオススメします!
私は大学で美術史を勉強しましたが、その道を知れば知るほど、作品をすみずみまで注意深く見ることの大切さを実感しました。
例えばこの版画、左と右でどこが違うかわかりますか?
右の版と比べ、左の版は全体に線描の密度が濃く、影の面積が多いでしょうか。また、手前には太い鎖やとげとげしい大釘の突き出た車輪(!)、その上方には歩廊、さらに左手には角材を組み合わせたクレーンのような機械が確認できます。
なんだか、左の方が不気味な凄みがありますね…(; ・`д・´)
この版画は、マルグリット・ユルスナール著、多田 智満子訳『ピラネージの黒い脳髄』白水社、1985年に掲載されています。
これらの版画は、18世紀イタリアの代表的版画家ピラネージ(Giovanni Battista Piranesi, 1720-1778)によって制作された銅版画連作〈牢獄〉シリーズの第一図で、右は1744年(24歳)で上梓された第一版、左は1761年(40歳)にさらに手を加えて出版された第二版です。
この版画に描かれている不気味な機械はいったい何なのでしょうか?
ピラネージは17年ものちに、なぜ自作に修正を加えようと思ったのでしょうか?
その理由を考察するのは、美術史のまた次のステップになります。
この過程が楽しいのですが、まずは焦らず作品を丁寧に観察し、見たものを言葉に置き換えることが大切です。間違い探しのような遊びは、まさにそのための眼と表現力を養ってくれると思います。
なお、このシリーズは大変有名で、本書でも「ゴヤの《黒い絵》とならんで、十八世紀人が遺してくれた最も奥深い秘密をもつ作品の一つ」(本書41頁)と紹介されています
第一版・第二版ともに上野の国立西洋美術館に所蔵されているので、展示される機会にはぜひご覧になってくださいね!
Byクラニャン
江東区東砂で【即日出張買取】!!心理学・精神医学療法の本をお譲りいただきました!
江東区東砂で、心理学・精神医学療法の本を即日出張買取をさせていただきました!
ありがとうございます♪
興味をひかれるのが、
岡田 康伸『箱庭療法の展開』誠信書房、1993年
日本臨床心理士会のHPによると、箱庭療法とは、
「セラピストが見守る中、クライエントが自発的に、砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置き、また砂自体を使って、自由に何かを表現したり、遊ぶことを通して行う心理療法」で、「自己啓発の目的から神経症、心身症、パーソナリティ障害などにみられる心理的課題まで、幅広く用いられて」いるそうです。(http://www.jsccp.jp/near/interview3.php 20170407アクセス)
本書にも、その実例がいくつか紹介されています↓
多様な表現があって面白いですね~!
本書によれば、箱庭療法は、ローウェンフェルト女史(Margaret Lowenfeld, 90-1973)によって発案された遊戯療法「世界技法(The World Technique)」をもとに、カルフ女史(Dora Kalff, 1904-1990)がユングの分析心理学を加味して発展させたものだそうです。
カルフはこの療法をSandplay therapy(独:Sandspiel)と命名しましたが、これを1965年に日本に紹介した河合隼雄(1928-2007)は、直訳の「砂遊び療法」ではなく「箱庭療法」と翻訳しています。
本書はその理由を、「日本には昔ながらの箱庭遊びがあったから」(同書5-6頁)ではないかと推測し、その例として1933年の国語教科書を掲載しています。
なんともレトロで可愛らしいページです(*´ω`*)
「昔の人は、[…]このような遊びによって、精神衛生を保っていたのかもしれない。」(同書6頁)という指摘は面白いですね
ちなみに以前、「龍安寺監修の枯山水キット」なるものが発売されたことを知り、そのお値段(4000円ほど)にお高い(゜□゜)Σ…!と思ってしまいましたが、これも心理療法と思えばいいお買い物かもしれませんね
By クラニャン
鎌倉七里ガ浜で、【貴重!】プルーストの古書をお譲りいただきました!
鎌倉七里ガ浜で、プルーストの古書3冊をお譲りいただきました!
大変貴重な本をありがとうございます…!!
◆マルセル・プルウスト著、淀野隆三、佐藤正彰共訳『スワン家の方 Ⅰ』、武蔵野書院、1931(昭和6)年
◆プルウスト著、井上究一郎、久米文夫訳『スワンの戀』、作品社、1933(昭和8)年
◆プルウスト著、井上究一郎、久米文夫訳『土地の名』、作品社、1934(昭和9)年
これらの3冊は、フランスの作家マルセル・プルースト(Marcel Proust, 1871-1922)の超大作、『失われた時を求めて(À la recherche du temps perdu)』の第1篇『スワン家のほうへ』の、第1部「コンブレー」(『スワン家の方Ⅰ』に収載)、第2部「スワンの恋」、第3部「土地の名」に該当します。
この『失われた~』はとにかく長大なことで有名で、私も大学に入ったばかりのころちくま文庫版で挑戦し、途中で挫折しました (;^-^)(この分厚さで全10巻はきついです…続きが気になる!というような内容でもないので)↓
でも一昔前の人は、この本をとても大切に、胸をときめかせながら読んでいたようです。というのも、『スワン家の方Ⅰ』にこんな書き込みとノートの断片が挟んでありました。
左の縦書きの文章は、最初の持ち主と思われるJ.Kなる人物から「M君」に宛てて、扉に直接書き込まれています(1933年11月10日署名)。
「…この書物は僕に当時の幸福な一人旅を思ひ出さして呉れる…飢と渇に意識もぼんやりした時僕は美しいこの書物を愛撫した。僕は成可く君がこの書物を汚さないことを―当時の懐かしい僕の生活の唯一の記念品であるこの書物を―お願いする」
右の横書きの文章は、2番目の所有者と思われる人物によって挟み込まれたノートの断片です(1956年3月25日署名)。
「…扉を見ると誰だか知らないJ.K.と言う人の書き込みがある。誰しも此の本を読んだものはこうした感興をおぼえないでは居られないのだ。その人の気持を僕は充分に察することが出来る。それがどうして名もない古本屋でほこりにまみれてころがってるようになったのだろう。この本を貸りた[ママ]M君と言う人が……或いは今度の(と言ってももう十年になるけれど)戦争で所有者が或いはM.という人が亡くなったのだろうか……。色々と空想が沸き上る。…」
この人物は、J.K氏の書き込みに想いを馳せるとともに、本書にまつわる自身の思い出にも触れています。
「…そして『スワンの恋』と『土地の名』とは又僕の生まれて最初のamour [引用註:愛、恋] の直接のsouvenir [引用註:記憶、思い出]へとつながっている。M.S.さん。そしてその人が結婚された時に、この本を改めてお願いして返してもらったのだ。…」
どちらのメモにも、 本書に寄せる切実な想いが美しい文章でつづられています。
最初の所有者J.K氏、それを借りたM氏、2番目の所有者、それを借りたM.S嬢…この本には、それを手にしたいろいろな人の記憶がつまっているようです。
本書はまさに、「失われた時」をテーマにしたこの作品に相応しい運命をたどってきたと言えるのではないでしょうか。
変転の先に、こうしてくまねこ堂にたどり着いたことに感慨を覚えます。
次はどのような方の手に渡るのでしょうか…(*´ω`*)
Byクラニャン