古本・なつかしもの屋 くまねこ堂

くまねこ堂・妻のブログ

ミステリー、推理小説、出張買取いたします!

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ただいまこれを読んでおります、なかなか面白い!

「秘密の手紙箱―女性ミステリー作家傑作選(3)(光文社文庫)」
新津きよみ、仁木悦子、乃南アサ、藤木靖子、皆川博子、
宮部みゆき、山崎洋子、山村美紗、若竹七海

単純にミステリーとして読んでももちろん面白いのですが、
女性ならではの心理描写だなあと思わせる箇所が随所に出てきて、
それがまた同性としてはニヤリとさせられます(* ̄ー ̄)

例えば宮部みゆきさんの「弓子の後悔」というお話の中に出てくるこの一節。
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  誰かに意地悪されて傷ついたとき、友人や恋人にそれを打ち明けて、
  そんな意地悪をする人はあなたに嫉妬してるんだよ、言わせておきなさい、
  と慰めてもらう—-そして人間の善意というものを信じて生きてきたのに、
  今初めてそれを裏切られ、驚いているというような顔をして、殊勝に目を伏せる。
  そんなふるまいは、二十歳かそこらの女の子のすることだ。
  もっとも、二十歳の女の子だって、本気でそんなふうに思っているわけではない。
  かつて二十歳の女の子であったことのある大人の女性なら、
  そんなことは誰でも知っている。彼女たちは芝居しているのだ。
  ただ、その芝居の似合う若さと初々しさを持っているから、
  その芝居が傍目で見て決してそぐわないものではないから、そして何よりも、
  自分たちも過去にはそうやって世渡りしてきたという覚えがあるから、
  だから黙って、微笑して見過ごしてやっているだけなのである。

—————————————————————-
ふおおお!さすが同性ならではの冷静な視線!(笑)
ちなみにこのお話は、32歳の独身女性が、
高校時代に振ったクラスメイト(牧村孝史)が
今や売れっ子シナリオライターとして大活躍していること、
そして同じくクラスメイトであった女性(横井朋美)と彼が結婚していることを知り、
いかにして彼の心を取り戻し、奥さんから奪い取るかと執心するお話です。
そして後半に、謎の骨董屋店主(笑)が出てくるのですが、
その骨董屋さんの台詞がナイス!(。+・`∀・´)b
(↓ちょこっとネタバレあるかもしれないのでご注意下さい)
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  あなたは成功者となった牧村孝史だけを見ている。だがそれは、
  彼に横井朋美という女性がいたからこその「現在」なのですよ。
  あなたに振られず、ずっと一緒にいたなら、
  彼はシナリオを書きさえしなかったかもしれない。
  脚本家になりたいという夢は持っていても、それを実現するチャンスは
  来なかったかもしれない。
  田村俊平(牧村の芸名)として華やかに世渡りをしている彼の「現在」は、
  あくまでも彼と朋美さんのものなんです。
  あなたが割り込んで、いいところだけを横取りするわけにはいかない。

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おおお!!(´∀`ノノ゙☆
そうよねー、うちも、「くまくま堂」でもなければ「ねこねこ堂」でもなくて
「くまねこ堂」なのよね、
パートナーに対する感謝の気持ちを常に忘れないようにしなくっちゃねー!
(*≧∀≦ノノ゙☆ (*-ω-*)

古本買取:埼玉県草加市で古本出張買取でした。本(実用書など)、CD、ゲームソフトなど買い取りました。

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今日は少しクラシックCDを入力していたんですけれども。
・・解説書や帯にちょこちょこ鉛筆でラインや書き込みがしてあって、
それを消しゴムで消しながら入力して、
なおかつケースには番号をふったシールや(1つ1つ整理番号をふって
コレクションなさっていたんですねえ・・)
メモを書いたシールが貼ってあったりして、
でも弱粘着だからちゃんとキレイにはがせるのではがさないわけにもいかず
(強粘着だったら諦めてケース交換しちゃう!)、
手間がかかってほんとに古本屋泣かせの商品たちなんですが(。´曲⊂)、
でも1枚1枚熱心に聴いておられた様子が伺われ(持ち主様はすでに故人)、
クラシックを愛する者としては思わず共感を覚えてしまいました。
(古本屋としては書込やシールは困るんですけどね、ほんとにね!(T∀T) )

自分でもぜひ聴いてみたいCDが色々あって、
例えばルイ・シュポア(独:1784-1859)のピアノ三重奏曲とか、
今までほとんど聴く機会がなかったのでとても嬉しいです
(今ブログ書きながらちょうど4番を聴いてますけど、実に美しい・・
 この芳醇な響き、そして心にしみ入ってくる深い旋律に、
 つい手を止めて聴き入ってしまいます・・)。
あとバロックもの、ルイ・クープラン(仏:1668-1733)や
アルカンジェロ・コレッリ(伊:1653-1713)などもあって
聴くのがとても楽しみ、
またもや美しい音楽に浸りながら仕事ができそうです。
せっかくご縁があってうちのお店に来てくれたんですもの、
元の持ち主様が喜んで下さいますよう、
私も音楽を愛する者として大事に愛でさせていただきたいと思います(*’-’*)

今日は埼玉県草加市で出張買取でした。
本(実用書など)、CD、ゲームソフトなど買い取りました、
どうもありがとうございました。

昭和30年代などの古い紙芝居、入荷。

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今日は休日。
おいしいレストランがあるというので茨城県まで足を運びまして、
昼食後はドライブがてら、
古本屋or骨董屋orリサイクル屋めぐりをしようということになり
(これは仕事ではないのか?笑)、
咲き誇る桜を見ながらぷらぷらと車で走り回っていたのですが。
とあるリサイクル店で、古い紙芝居が均一でドッサリと置かれてあるのを発見!
思わず吸い寄せられるくまきち。
(*゜∀゜)  ~ε~ε~ε~ε~(ノ´ω`)ノ
中を見るとほとんどが昭和30年代後半の物、その数約200点!
「僕古本屋なんですけど、全部まとめて買いますから、
 まけていただけませんでしょうか(´ω`)」

と交渉してみたところ、全部一括で格安で譲って下さいました、
どうもありがとうございます!

一部ご紹介します。絵がね、素朴でとっても可愛いですね~(´∀`)

「かえるのけろちゃん」

「かぼちゃのかぼちゃん」

「おおかみと七ひきのこやぎ」人形劇ですね

「こねこミッチーシリーズ うんどうかい」

「ロボットのかいていたんけん」

「しごとのにおい」

他にも例えば巖谷小波(作)の物や、滝平二郎(絵)の物など、
あと「せきりきん(赤痢菌)をたべた子」という昭和30年代ならではのお話とか、
面白い物が入っていました。
絵も可愛いし、これらは催事で並べると楽しいかもしれないね、
ということで次回の松屋浅草古本まつり(7月15日(水)~7月21日(火))で
並べようと思います、お楽しみに!(^-^)

・・ちなみに。
この紙芝居達が置いてあったお店、くまきちは最初行くつもりがなかったんだけれど
私が「行きたい!行ってみたい!(’∀’)ノ」って言ったのね。
で、店内をひとしきり見終わって、
「じゃ、帰ろうか(^ω^)」
「え、奥にもまだあるよ!(’◇’)」
で、奥のコーナーに行ってみたら、この紙芝居達と出会ったわけです!
また「にゃん子センサー」が働いたのかしらね、こういうこと、けっこう多いんですよ♪
うふふふふ(*´∀`*)   (*゜ω゜ノノ゙☆パチパチ

閑話休題

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閑話休題。
くまきちは商人ゆえか、普段からいささかせっかちなのですが
(商人気質な人は効率重視が身に付いているためか、
せっかちな人が多い気がする・・)、
話していると、よく2つの言葉が1つになってしまうのです。

例1:
きれいに磨いた金属品を手にしながら。
「ほ~ら、 ピラピラ ですよ~!(^ω^)」
「・・・・は??(;´д`)」
「あ・・「ピカピカ」「キラキラ」が混ざっちゃった・・(*´ω`)ポッ」

例2:
会話の中で。
「そうだよ、 タイタイ! ヽ(゜ω゜)ノ」
「・・・どっか痛いの??(;´Д`)」
「あ・・「大抵」「大体」が混ざっちゃった・・(*´ω`)ポッ」

例3:
私は「夢庵」に行くとネギトロ丼を頼むことが多く、
その日も「夢庵」に行った際にネギトロ丼をオーダーしたのですが・・?
「にゃん子さん、 ネギトロリン!! (^ω^)」
「・・・えっ
 なにかしらそれは!なんか可愛いけど!(;;゜∀゜)」
「・・・・・・・・。
 『にゃん子さん、ネギトロ丼率高いね!』って言おうとして
 『丼』『率』が混ざっちゃった(*´艸`*)カーッ」 

例4:
仕事が終わって。
ニャんか、食べたい??(^ω^)」
「・・・・・・・・(・_・)」
「・・・・・・・・(・ω・)」
「た、た、食べたいニャーー!! (;;;´∀`)」
「ムリヤリ合わせなくていいから!!(;;;゜ω゜)
 にゃん子さん、んか食べたい?』のにゃとなが
 混じっただけだから!!ヽ(;;゜ω゜)ノ」

せっかちな人ってみんなこうですか?(笑)
くまねこワールド、今日も元気に炸裂中!!

埼玉古書組合、新たなる旅立ち!

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さて、今日は埼玉組合(埼玉県古書籍商業協同組合)のことについて
少しお話しいたしましょう。

20年以上に渡って大宮の会場で市場が開かれていたそうなのですが、
様々な事情を経て、先週の市場を最後に
場所を移転することになったそうでございます。
先週の市場では皆さんで最後の片付けをして、
理事長さんの下「蛍~の光~」を一同斉唱して
幕を閉じたそうです。
20年来ずっとここで市場を開いていたベテランの方々には
数年前に加入したばかりの私共には推し量ることの出来ない
きっと色々な感慨や寂しさがあるのだろうなあ・・と思いました。

でも一つの終了は、一つの新たな旅立ちとなる!
今日から新しい会場で、そして理事会役員も新しい顔ぶれになり
(厳密には次の総会で引き継ぎとなります:くまきち注)、
埼玉組合は新たなスタートを切りました!
新会場はこちらです↓
〒349-0133 埼玉県蓮田市閏戸3004 むかしや古美術市場
この「むかしや古美術市場」さん(←骨董屋G様に、関東でも指折りの骨董市場だと
教わりました!)の会場を月に2回、埼玉組合がお借りして、
市場を開くことになります。
今まで埼玉組合の市場は週に一度(毎週火曜)だったのですが、
今日からは月に2度(隔週火曜)になります!(次回開催は4/21です)
なので経営員さん(ぶっちゃけ雑用係(笑)。誰もが一度は通る道!)の負担も
だいぶ減りますし、以前見学に来られたかたも再考なさってはいかがでしょうか。

理事会のメンバーも替わったそうですよ、
くまきちが「事業部主任」になったんですって! (≧∀≦ノノ゙☆  (*-ω-*)
・・・事業部主任って、

どんなお仕事??(*’▽’*)  
盛り上げ係??(。+・`ω・´)ノ☆

・・ようわからんけど、くまきちならきっと
埼玉組合を盛り上げてくれると思います!(笑)
良い商品を持って行ったり、あと新しい組合員の獲得やなんかに尽力できたら
面白いんじゃないかしら(^^)
きっとこれからいい方向に変わっていきそうな気がいたします!

さて、宣伝コーナー!
古書組合の大きな魅力の一つは、
やはり全国の組合市場(http://www.kosho.ne.jp/~job/jlist.htm)に
参加できることでしょう!
古書組合は全国各地、各都道府県で開催されており、
中でもやはり関東では間違いなく
規模も出来高も参加者も
古書市場の頂点・神田の市場に参加すること無くして
古本を語ることなかれ!
その気になれば人脈もどんどん広がります、
埼玉を拠点に古本販売をなさっているかた、
来たれ埼玉組合へ!(。+・`ω・´)キラーン☆

古書の買入れ、大歓迎です!

カテゴリー/当店の癒しの看板猫

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・・・・・あ”あ”あ”ーーーー 

1時間くらいかけて入力したものを
間違えて全部消してしまった・・il||li_| ̄|○il||li
古書だから入力するの大変だったのに・・状態チェックとか・・(涙)
ていうかこの種のミスは古書の時に多い気が・・疲れちゃうのかな(苦笑)
でも古書の買入、大歓迎です!お待ちしております!ヽ(T∀T)ノ 

でももう今日は仕事する気しないよ・・
ねご~~、ねご~~、ねごはどご~~~??
癒やされた~~い、なでさせてぇ~~ ~ε~ε~(∥´д`)ノ


ああ~、シュガーくん、めっちゃハンサム~♪(*´д`)


しかも優しい!(*≧д≦)


なで始めると、すぐに「ぶふぶふ・・」と喉を鳴らし始めるシュガーくん。
(内気な彼はゴロゴロと大きく喉を鳴らさず、
 かすかにぶふ・・ぶふ・・と言うのです。)


喉をなでられるのもとっても気持ちが良さそう、隠れ牙もチャーミング、
見ているこちらが癒される~~♪(;´Д`)ハアハア
どうもありがとう、シュガーくん!

おまけ!!

はあぁぁぁーーーぷにぷに!!

(σ0Д0)σ

古本買取:東京都西東京市と茨城県牛久市で出張買取でした。本、ファンクラブ会報、グループサウンズの資料、色紙、木版刷復刻の浮世絵、切手など買い取りました。

カテゴリー/骨董品・古いもの

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買い取りで入ってきたんですよ・・・

ええっ!?札束!?(゜∀゜)

・・・まあ確かに札束は札束なんですが、
世の中そんなに甘くはありません(笑)
これはぜーんぶ、


100円札なのよ~~┗(´∀`)┛
だからこれだけたくさんあるのに、全部で2万円分くらい(笑)
これが1万円札だったら、200万円分くらいになるのにねえ~(*´д`)ハアハア
「これはタイムマシンが出来たとき用のお金です、
 このお金で当時のミステリーをたくさん買うデス(*´ω`*)」

「・・・・・・・・・。
 (´,_ゝ`)ぷっ 」
「鼻で笑うんじゃねえぇぇーー!(屮゜ω゜)屮」

そういえばシルバーセンターから来ているパートのかたが、10円札を見て
「子供の頃に見た覚えがありますよー!」とおっしゃっていましたが、
年配のかたがうちのようなお店で働くのはけっこう楽しいかもしれませんね、
古くて懐かしい物がいっぱい入ってきますもんね(^^)
    ☆    ☆    ☆
東京都西東京市と茨城県牛久市で出張買取でした。
本、ファンクラブ会報、グループサウンズの資料、色紙、木版刷復刻の浮世絵、
切手など買い取りました、どうもありがとうございました。

古本買取:東京都三鷹市で古本出張買取でした。漫画、実用書など買い取りました。

カテゴリー/くまねこ堂通信

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昨日の、切子つながりの話題でございますが。
今手元に、とても素敵な切子のお皿があるのです!
大正時代の物で、薩摩切子ではなくて江戸切子なのですが。

素敵・・・・・(;゜Д゜)ハアハア
私の大好きな紫だし!

これは骨董屋G様の物でして、
くまきちはぜひ(普通のお客として)買いたかったそうなんですが、

「骨董市の目玉にしたいからダメ!(´Д`)」
「そこを何とか、にゃん子にも見せたいからぜひ!(>ω<)」
「じゃあ貸してやる!(´∀`)」
「ちいっっ!(゜ω゜)」

というわけで期間限定で貸していただいております(笑)
濃い紫色も細かい所まで手の込んだ模様も本当に素敵、
それに切子は下に映る影までキラキラと輝いて実に美しい・・・
期間いっぱいギリギリまで愛でさせていただきます、ありがとうございます!(*’∀’*)
    ☆    ☆    ☆
昨日は東京都三鷹市で古本出張買取でした。
漫画、実用書など買い取りました、どうもありがとうございました!

まぼろしの薩摩切子

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さて、一昨日ですが、サントリー美術館に
「まぼろしの薩摩切子」展を見に行ってきました。
薩摩を心のふるさとと慕う私としては(私自身は東京出身ですが、母一族が鹿児島人)
薩摩切子には以前から興味があり、
このたび展覧会が開かれると知って楽しみにしておりました。

薩摩のガラス産業は1846年、薩摩藩主・27代島津斉興(なりおき)によって始められ、
息子・斉彬(なりあきら)の代に飛躍的な成長を遂げました。
しかし1863年、薩英戦争によってガラス工場が破壊されると、
その製造は衰退の一途をたどります。
幕末の十数年の間に一気に興隆し、明治初期には制作されなくなり、
薩摩切子ははかない運命を遂げました。(解説より抜粋)

というわけで当時の薩摩切子は現存する物は大変に少なく、
会場で聞いた音声ガイドでは、たしか現存が確認されているのはわずか150点で、
そのうち40点はサントリー美術館が所蔵していると言っていました。
150点しか現存が確認されていないとは!稀少だとは聞いていたけれど
そこまでだとは知りませんでした、驚いてしまいました。
(ちなみに1980年代に薩摩切子は復活を遂げ、
 現在は新しい商品が次々に作られています)

実際の品をいくつか、図録からご紹介しましょう。
薩摩切子といえばやはり一番有名なのは、この深紅のカラーでございましょう。

これは越前松平家伝来の器。越前福井藩主の松平春嶽(1828-90)は、斉彬とともに
「安政期の四賢侯」と呼ばれ、親交も深かったそうです。

そして紅色と共に薩摩切子の代表的なカラー、藍色。

第4、6代内閣総理大臣・松方正義が所蔵していた物で、
吉祥文「蝙蝠(こうもり)」と、陰陽を示す「巴」文が彫られた船形鉢。
こうもりが迫力あります、見事です。

こちらは薩摩切子には珍しい、緑青色です。
宝石のエメラルドのように美しいですね。

こちらは紫色のちろりです。なんて神秘的で素敵な色なんでしょう・・!

ちろりとは、もともと湯に入れて酒を温める金属製の器具で、
このガラス製のちろりは冷酒用に使われたのだろうということです。

こちらはなんと、雛道具!

・・写真だと全然凄さが伝わらないのですが・・_| ̄|○シクシク
杯が親指ほどの大きさだと言ったら
少しは凄さがわかっていただけるでしょうか!!
もうほんとに細かーく細かーく気が遠くなるほど小さな部分まで
模様もしっかりと手彫りされており、
くまきちと二人で口をあんぐり開けて見入ってしまいました。
これは篤姫が所有していたと思われる物だそうで、
斉彬が薩摩藩の威信をかけて作らせたのであろう執念さえ感じさせられます。

ああ・・・薩摩切子、本当に素敵・・・♪♪
当時の物、

買取大歓迎デス!!(;゜∀゜)ハアハア!! 

宝くじなみの確率だろう(笑)

古本買取:東京都江東区と大田区南蒲田で古本出張買取でした。実用書、ムック本、イラスト集、CD、切手、腕時計など買い取りました。

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昨日は神田の資料会(毎週水曜に開かれる、資料的な本中心の市場)
に行ってきました。
先日さる大企業様からお譲りいただいた社史などを出品したため、
その結果を一緒に見に行ったのです。一緒に買い取りに行ったしね♪
各品々に付けられた封筒を触ってみると
どれも1枚かせいぜい2枚しか札が入っていなかったようなので
(人気のある商品はたくさん札が入って、封筒がパンパンになります(;^^) )、
あまり期待はできないかしら、予想を下回るかしら・・と思ったのですが、
フタを開けてみると合計結果は、くまきちが買い取りの時にお客様に説明していた
ほぼ予想ピッタリの金額になってました!さすがはプロ!
フオ~!(*゜Д゜ノノ゙☆  (*´ω`*)
そして今日お客様に結果をご報告しに行き、すぐに商談成立。
無事に終わって良かった良かった!

資料会の後は、サントリー美術館に薩摩切子を見に行ってきました。
とても素晴らしかったので、また後日ゆっくり
記事に取り上げさせていただきたいと思います。
    ☆    ☆    ☆
今日はぜひこちらをご紹介したいのです、
くまきちがいつもお世話になっております骨董屋の玩古屋さんから、
こんなに可愛らしいプレゼントを頂戴してしまいました!!
玩古屋さんの手作りなんですよ!!

すてち!すてち!ラブリーーー!!。+゚(゚´Д`゚)゚+。
くりっとしたお目々も、にこっと笑った口元も、赤いリボンも、
本当になんて可愛いんでしょう!
でも見どころは猫ちゃんだけではないのです、
周りの渋いチェックの布は古裂(古い布)で、戦前の布団側なんですって!
特に上の部分のチェックは、なかなか無い柄なのだそうですよ。


そして内側は手ぬぐいで作ってあるので、洗濯だってできちゃう優れもの。
内側にまでこだわりがあるなんて、まさに江戸っ子の粋じゃあございませんか!
一針一針に、骨董屋さんらしいこだわりと愛情が感じられて
とても素敵だと思います、本当にどうもありがとうございます、
大切に大切にさせていただきます(;д;)
プリンス鯛車とかワンパンチとか(笑)、
まだまだこれからたくさんの作品が生み出されそうですね、
絶対すごい人気出ると思いますよーー♪♪
    ☆    ☆    ☆
くまきちです、こんばんは(-ω-)
今日は江東区と大田区で出張買取でした。
絶版漫画の問い合わせもいただきましたが、残念ながら現時点では保留。
昔高かった手塚の新書版などの値段を期待されていて、
多少がっかりされたご様子でした。
お問い合わせはけっこういただくのですが、
手塚治虫の漫画は現在でもものすごく高い物も存在はしますが
実際に出てくる物は高くない物のほうが圧倒的に多いので、
こういうケースはけっこうよくあります。

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