くまねこ堂・妻のブログ
努力と反省の大小 /東京都杉並区、江東区、練馬区で、文学書、思想哲学書、ムック本、ちくま学芸文庫、DVD-BOX、ゲームソフト(PS Vita、3DS)などお譲り頂きました。
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さて、昨日の続きです。
以前弊ブログで、私が昔大変お世話になった恩師の先生が買い取りに呼んで下さいまして、
約15年ぶりの再開を果たしました
(以前弊ブログで、先生の著書「ソルフェージュの庭」のご紹介をさせていただきました)
先生とは年賀状などでのやりとりは続いておりましたが、
直接お目にかかれる機会がずっと無かったため、
とても久しぶりにお会いすることができて本当に本当に嬉しかったです、
どうもありがとうございました!
先生は東京都練馬区の小竹町というところにゆかりがおありになるのですが、
小竹町というところは近くにに武蔵野音大や日大芸術学部もあり、
多くの芸術家や音楽愛好家、音大生などが住んでいる地域なのだそうです。
そして”世界一小さな音楽祭”と銘打って、小竹小学校で「小竹の森音楽祭」というのが
毎年開かれるそうなのですが、先生もこの音楽祭の中心メンバーのお一人で、
色々と音楽祭に関する興味深いお話を聞かせていただきました。
音楽を通じて、子供達・お母さんお父さん・先生・地域の人々に温かい交流が生まれ、
コミュニティーの結びつきも強くなり、素晴らしいですね!
そして、その音楽祭のポスターを見せていただいたのですが、
そのポスターには吹奏楽のお子さん達の写真とともに、
思わず「おお~~!∑(゚Д゚)」とうなずいてしまうような言葉の数々が
載せられていました。たとえば、
一つの「分かる」は次の「分かる」の入り口。
一つの「できる」は次の「できる」の入り口。
一つの「感じる」もまた次の「感じる」の入り口。
いっぱい感じて。
たったの一人もこぼれるな。
たったの一人もこぼすな。
違っているから美しい。
違っているから輝ける。
違っていなければ誰も輝かない。
「仲良し」と「感謝」
「音楽」で繋がった仲間は本物。「感動」の源は「感謝」。
今、有ることを当たり前だと思わないこと
これが、「感謝」
そして、個人的に特に感じ入るところがあったのは、次の言葉でした。
何をするにも準備。
大きな努力・小さな反省。
小さな努力・大きな反省になっていませんか?
ハウアァ===(´□`;)==⇒グサッ!
いやー、これは来ましたよ、心にズガーンと来ましたーーッッ!!(゜∀゜∥)キャー!
これらの言葉は、今年で定年退職なさる小竹小学校の音楽の先生が
常日頃生徒さんたちに教えていた言葉なのだそうです。
子供の頃にこういう先生に教わることが出来たら本当に素晴らしいと思います、
大人になって社会に出てからも、どれだけ役に立つことでしょう。
そして小竹町の有志の皆様が、震災に遭われた東北の方々を歌で励ましたいと、
「KOTAKEの森からTOHOKUの空へ。」というDVDを作ったのだそうです。
山口タオ(作詞・作曲)~童話作家(のらねこソクラテスシリーズ)
佐怒賀悦子(編曲・ピアノ演奏)~作曲家・上野学園大学教授
伊原福富(コーラス指揮)~音楽教諭
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今日は3月11日・・・
被害に遭われた皆々様がたに、改めて心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。
本当にめまぐるしく、あっという間の1年でした。
1年前の今日をきっかけに、自分もたくさん学ぶことがあり、考え方も変わりました。
それまで全然知らなかったようなことも、少しずつわかってきました。
今日の報道ステーションの冒頭での、長渕剛氏の
「日本国に裏切られた気分です。もっとちゃんとやってくれると思っていた。
経営や経済的な立場からの言葉ばかり。被災者の立場になってやって欲しい。」
という言葉(たしかこんな感じだったと思いますが)が心に響きます。
猫に萌え、恩師との再会に感動す /東京都練馬区、三鷹市、小金井市、千葉県船橋市で、心理学、哲学書、社会科学、宗教学、思想学、歴史書などの本、DVD、ガレージキット、楽器、グレコのギターなどお譲り頂きました。
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今日は東京都練馬区、三鷹市、小金井市、千葉県船橋市の、
4件出張買取りでした。
くまきちの今日のおともは私だったのですが、たくさん本を運びましたよー!
でも普段パソコン仕事ばかりで運動不足なので、
たまにあるこういう日は大変ありがたいです。
今は心地よい疲れが体を包んでおります、今夜はぐっすり眠れそうです。
ちなみに4件のうち2件のお客様宅には、猫さんがいました(^^)
1件の猫さんは、窓越しで外を眺めているのがチラッと見えただけなんだけど、
本を運びながら、廊下に設置してある猫トイレと爪とぎ板をチラチラと見て
「うふうふうふうふ(*´エ`*)」
と、姿を見せぬ猫さんを想像しながら一人にまにましていたワタクシ。
ええ、筋金入りの猫バカです(笑)
そしてもう1件は、マリーさん(♀)と呼ばれる
白いふわふわ長毛のゴージャスな猫さんでした。
ノラ出身の猫さんですが、その美しくゴージャスな毛並みゆえ
ノラ猫界のマリー・アントワネットと呼ばれていたそうで、
だからお名前がマリーさん!
警戒心が強いようで、マリーさんのお姿は少ししか見られなかったけど、
少しでも出てきてくれてどうもありがとうね。
良い飼い主さんに出会えて良かったね、これからはきっと、お幸せにね!
そしてそして、今日の買い取りのうち1件は、
私が小さい時からお世話になっていた恩師の先生のお宅に呼んでいただきました!
年賀状などでのやりとりはずっと続いていたものの、
実際にお目にかかるのはかれこれもう15年ぶり(!)くらいだったと思います、
すごく久しぶりにお会いできて感激でした
色々と良いお話を伺うことができました、
ぜひブログでも色々紹介したいと思うのですが、
今日はもうグロッキーになってしまったので
明日ゆっくり書かせていただきたいと思います、
すみませんがまた明日!
象のハンガースト!? /千葉県千葉市稲毛区で出張買取りでした。文学書、語学書、専門書、紀行本、SP盤などお譲り頂きました。
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こちらの本が入ってきました。
「飼い鳥と動物」昭和33年2月号
昭和33年の鳥の飼育などに関する雑誌で、品評会の様子なども載っています。
これは東京の「青山センター」で1957年度に行われた「日本細金絲雀大会」だそうです。
「細金絲雀」だなんて見慣れない漢字ですが
「細カナリヤ」と読むのね。
パラパラとめくっていたらこんな記事を見つけました。
鳥とは関係なくてすみません(笑)
<検事が象のハンガーストをやめさせる>
イタリヤのゼノアで興業中のサーカスの象三頭が、
一ヶ月ほど前から、エサを全然うけつけなくなった。
その原因は、象の飼育係二名が、窃盗容疑で警察にあげられた為とわかった。
そこであわてたサーカスの親方が、検事局へお百度をふみ、二人の釈放を懇願したところ、
検事は「象の命には代えられぬ」と、仮釈放したので、
象は再び長い鼻で、エサを口に放りこむようになったとさ。
めでたし。めでたし。
なんともおおらかで良いですね、
「飼育係二名」も、ゾウさんの純粋さと検事さんの粋なはからいをきっかけに
その後心を入れ替えてくれてたらいいですね
猫孝行です /東京都板橋区と千葉県松戸市で、心理学、哲学、文学、評論、思想などの本、DVD、忌野清志郎、邦画・洋画・BOX-DVD、音楽プロモーション、超合金、カルビーカード、駄菓子屋カード、5円引きブロマイドなどお譲り頂きました。
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昨日くまきちは、バイト君を連れて東京都板橋区、千葉県松戸市で出張買取りでした。
帰ってきたのは19時ごろ。
バイト君を家に帰し、
「で、これから八王子で買取なんだけど、にゃん子一緒行く?(×ω×)」
これから、八王子!!∑( ̄∀ ̄|||)
で、高速道路をかっ飛ばし、一緒に夜のドライブです(笑)
買い取りが終わった後は、八王子駅の近くのおいしいラーメンを食べて帰りました。
家に帰りついたのは23時ごろだったかな。
ここのところ、仕事の合間にアルバイトの面接も入るのでけっこう大変で(×д×)
今日は一日しっかり休んで疲れを取ることにしました。
マンガを読みまくってダラダラ過ごしながら、猫孝行です
なでなでされて、気持ちよさそうにでろんでろんになっているシュガー氏、
ベロも出っぱなしです(笑)
そして手前にはもえ嬢。(2匹とも私の足の間でくつろいでおります(*´艸`*))
もえにゃんは、今日もりりしいねえ!( ・`∀・´)キリッ
明日も面接に仕事に大忙しになりそうです、また1000冊の買い取りも入っておりますし・・
ファイトですっっ!!
もえにゃんただいま治療中 /東京都杉並区高円寺と埼玉県川口市で、映画、評論、文学、専門書、単行本などの本をお譲り頂きました。
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もえにゃんが、久々に獣医さんのお世話になりました
もえにゃんは元々アレルギーを持っているようで皮膚が弱く、
お肌にちょくちょくこういったトラブルが起こります。
ただ、普段はしばらくすれば自然に治るのですが今回は一向に治る気配がなく
ほっぺばかりではなく顔の色々なところに広がってしまい、
久しぶりに獣医さんに連れて行きました。
やはりアレルギー性皮膚炎との診断で、ステロイドと抗生剤の注射を打っていただいたところ、
順調に治ってきました。
おかげさまでほっぺ以外の部分はもうほぼ治りましたし、
ほっぺにも順調に毛が生えてきています、
獣医さん、どうもありがとう(^^)
大正時代のおままごとで遊んでみました
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大正時代のおままごとセットが入ってきました(^^)
おお~~、ちゃんと、ミニチュアの焼き物って感じですねえ!
ふたを開けると、中には急須やお茶碗が。
屏風やちゃぶ台もちゃんとついております。
よし、セッティングしてみよう・・・
(ちなみに猫は、「くるねこ大和」のポッちゃんでございます、キーホルダーです(笑) )
屏風も、いかにも少女チックな絵柄でいいですねえ。
きっと大正時代の女の子たちも、こんな感じで遊んだんだろうなあ(^^)
自衛隊で出張買取りでした! /東京都杉並区、葛飾区、足立区、千葉県千葉市、船橋市で出張買取でした。ビジネス書、実用書、専門書、学術書、DVDなどお譲り頂きました。
ブログ上では金沢の旅の余韻を楽しんでおりましたが、
実際は帰ってすぐまた目の回るような忙しさが再開し、
アッという間に現実に引き戻されておりました・・ ウワー!ウワー!
相変わらずくまきちは毎日忙しく買い取りに走り回り、ハードな毎日です、
今日も5件の出張買取りでした。
あ、そうそう!先日、ちょっと面白い所にお呼ばれされたんですよ。
「おみやげ買ってきたよー!(^ω^)」
「おお!∑(゜∀゜)」
正確には、自衛隊の駐屯地の中にあるお店に呼んでいただいたんですけどね。
基地の中にはいくつかお店があって、
コンビニもあり、そこに自衛隊みやげのお菓子などが売っていたので
買ってきてくれたそうです。
中のクッキーにも、ちゃんと絵が描かれています(^^)
JGSDFって何?と思ったら、
日本陸上自衛隊という意味なんですね、
「Japan Ground Self-Defense Force」の略だそうです。
震災をきっかけに、自衛隊の皆様の存在がグッと身近になりましたよね、
おつとめ、ご苦労様です!
ちなみに敷地内に入る時はちゃんと検問みたいのがあって、
出る時も買い取り先のお店にハンコをもらわなければならなかったそうです。
くまきち、色々なところに行けて面白いね!
お願い猫に、逆立ち猫に、お茶どうぞウサギ。/金沢の旅・エピローグ
さて、金沢編エピローグ。
おみやげにこんなん買ってきました、まずはワタクシ(*´艸`*)
うおぉぉ、可愛いぃぃ!!
こんな顔で 「お願~い」 とおねだりされたらたまらんですな~~~、
高級キャットフード大盛りですな~~~!!(;´∀`)ハアハア!!
手作りのようで、一つ一つ顔の表情や色や模様が違っていたので、
選ぶのが楽しかったです。
(鏑木商舗にて購入)
このシリーズの招き猫はよく見かけるのですが、
逆立ちしているのは初めて見たので思わずゲット!
足の裏にはちゃんと肉球も描かれています、プリティね(*´エ`*)
(鏑木商舗にて購入)
これもむっちゃ可愛い~~!!
ウサギさんがお茶を入れておもてなししてくれてますよ
思わず心が和み、一目惚れしてしまいました。
武腰美恵子さんというかたの作品だそうでございます。
(黒田龍華堂にて購入)
次は、くまきちのおみやげものです(*-ω-*)
いずれも、武家屋敷街に行く途中で偶然立ち寄った
「桜屋」という骨董屋さんで購入しました。
こちらのお店でも、お店のかたと色々楽しくお話しさせていただきました、
どうもありがとうございました!(^^)
とぼけた顔がなんとも可愛い、古い招き猫さんでございます、
癒し系ですね~(*´エ`*)
明治から大正にかけて、こういう磁器人形が流行ったそうです。
首輪には鈴もついていて、猫のお人形のスタイルは
昔から変わっていないんだなあと思います。
お稲荷さん、狐ですね、こちらも同時代のもの。
ご利益あるかな?
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今まで国内外を通してけっこう旅行には行っているのだけど、
私の今までの人生の中でも今回の金沢旅行は最高でした、
本当に素晴らしかったです!!
古い街並みや古い物がたくさん残っているのでレトロ好きにはたまりませんし、
食べ物も本当においしい!!話には聞いていたけど、特に魚介類の美味しさといったら
想像以上で驚いてしまいました
そして空気もおいしいし、お水もおいしいし、
温泉もあるし、ちょっと足を伸ばせば美しい自然もあるし。
そして何より、人がとても温かくてビックリしたんですよね!!
この年になってようやく、旅行の一番の醍醐味は人と話すことだ!と気が付きまして、
旅行先ではなるべくたくさん人と話すようにしているのですが、
金沢は、お店の人たちも、美術館など観光施設の人たちも、道行く人たちも、
本当に皆さん温かくて親切で、正直驚いてしまいました。
加賀地方には、歴史的に「おもてなし」の精神が根付いているのかしら??
というくらい、本当にいたるところで温かい「おもてなし」を感じさせていただき、
嬉しかったですし、大変勉強にもなりました。
めちゃめちゃ好きになっちゃったよ、金沢!!
また早く行きたいです! 皆様も、ぜひおススメよ!
(金沢の旅・完。皆様、おつきあいいただきましてどうもありがとうございました!)
(金沢の旅/プロローグ・本編1・本編2・本編3・本編4・本編5・エピローグ)
百万石大名のご母堂のお屋敷で、精緻で豪華な大名雛道具に感嘆し、大名家の末裔のかたとお話しす。/金沢への旅・本編5
さて、武家屋敷街を楽しんだ後は、出発の時間までまだ微妙に時間があまり、
さてどうしようか・・・
作戦会議の結果、「成巽閣(せいそんかく)」を最後の観光場所にすることに決めました。
成巽閣は、兼六園の敷地内にある建物で、
文久3年(1863)に、第13代加賀藩主前田齊泰が
母・眞龍院の隠居所として建てたものだそうです。
(すみません、成巽閣の写真を撮るの忘れちゃったので(;^^)
下の写真はすべて図録のものです)
いやあ、さすがに百万石のお殿様が御母堂様のために建てたお屋敷でございます、
あちこちに贅沢な拵えがあり、すごかったですよ
謁見の間に入ったときは、思わず「ははあ~!」とひれ伏したくなりました、
庶民のサガです(笑)
私たちが行ったときは、成巽閣の中で
「前田家伝来 雛人形 雛道具 特別展(2012/2/9~4/16)」
というのが行われておりまして、
お雛様と、そして長い廊下にズラリとたくさんの見事な雛道具が飾られており、
正に壮観でありました!
江戸時代、大名家や公家および大商人の間で作られた婚礼道具の種類と量は
厖大なものであったという。
武家において完成された武家調度は、各々家紋が付けられ蒔絵の意匠も統一された
豪華な一揃いでした。これが大名婚礼調度といわれるものです。
大名家の雛道具は姫君たちの婚礼調度をそのまま精緻に小型化されたものと考えられ、
婚礼調度の雛形としての意味も持っていました。
婚礼調度は多くが散逸しましたが雛道具はしばしば幸運にも保持されたものたあります。
よって私たちはそれらの雛道具から江戸時代の豪華な大名婚礼調度を窺い知ることが
可能となります。(「大名婚礼調度と雛道具」図録より)
なるほど、こうした大名家などが持っていた雛道具は、
姫君たちの婚礼道具をそのままミニチュア化した物だったんですね
ごくごく一部ですが、ご紹介します。
各種の化粧道具が収められる櫛台(くしだい)ですが、
幅13センチ×奥行8.1センチ、高さ12.6センチ。
櫛(くし)なんて、幅わずか3センチですよ!
そのわずか3センチの中に、ちゃんとこんな風に細か~い目が!!
江戸時代のの職人さんの神業に、もうため息しか出ません
硯箱(すずりばこ)、幅3.1センチ×奥行6.0センチ、高さ1.9センチ。
小さな小さな水滴、硯、筆などが、中にきちんとおさめられています。
蒔絵もなんと美しいことか!
貝合わせの貝です。
この貝は幅わずか2.5センチという小ささ、
その中にこんなに緻密な絵が描かれているんです
しかもこれが、360組・合計720個もあるんです!
ちなみに貝合わせとは、貝殻のペアを選ぶ遊びで、
ハマグリのような二枚貝は一対の二つの貝殻はきちんと合いますが、
別の貝殻とはけっして合わないことから、婦人の貞節の象徴とされ、
婚礼調度の先駆けとなったそうです。
と、こんなに小さくて精緻な、見事な雛道具の品々が
長い廊下にズラーーーーリとたくさん陳列されており、
と2人で興奮しながら、あまりにかぶりつきで見ていたからでしょうか(笑)
奥のほうから、品の良い優雅な老婦人がお見えになり、
私たちに雛道具などの解説して下さったのですが、
・・・そのご婦人には、現れたときからなんだか高貴な空気が漂っておられまして、
このかたはひょっとして・・・ とお話をしながら内心思っていたのですが、
最後にお尋ねしたところ、やはり前田家の末裔のかたでした・・・!!
と、貴重な体験にまたまた2人で大興奮してしまいました!
家紋の見方など貴重なお話をきかせていただき、
くまきちもとても勉強になったようです、本当にどうもありがとうございました!
(金沢の旅/プロローグ・本編1・本編2・本編3・本編4・本編5・エピローグ)
武家屋敷街で江戸時代にタイムスリップし、足軽に親近感を抱く。/金沢への旅・本編4
金沢の旅も、いよいよ最終日です。
幸いお天気にも恵まれ、帰りは夜の飛行機を予約したので、
夕方ギリギリまで観光を楽しもうと最終日でも気合入りまくりでした(笑)
まず訪れたのは、「長町武家屋敷跡」。
この長町という所は、藩政時代に中級武士の居住地だった所だそうで、
土塀や長屋門、石畳も往時のまま残されており、
江戸時代の雰囲気が色濃く残っていてそれはそれは素敵でした
普通にサムライが歩いていてもおかしくない雰囲気でしたよ、本当に!
「金沢市老舗記念館」
天正7年開業の薬舗「中屋」を移築した、藩政時代の面影を今に伝える建物で、
1階には薬屋さんのお店の様子が再現されていました。
受付のおじさま・おばさまがとても親切でした(^^)
「武家屋敷跡 野村家」
野村家は、前田利家からの直臣だった由緒ある家柄だったそうです。
その野村家の跡地に移築されたこの立派な日本家屋は、
江戸末期から明治にかけて活躍した加賀の豪商・久保彦兵衛の豪邸の一部だそうです。
加賀藩のお抱え絵師、狩野派の画人・佐々木泉景による山水画をほどこした襖や、
総檜造りの格天井、ギヤマン入りの障子戸など、文化財的な評価も高い屋敷です。
2009年にミシュランの観光地格付けにて2つ星に選ばれ、
また過去には米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」誌の
日本庭園ランキングで第3位に選ばれるなど、海外からも高い評価を受けています。
(解説より)
こういった日本家屋で必ず注目するのが、釘かくしです。
(釘かくしとは、釘の頭を隠すための金属や木製の飾りのこと)
立派なお屋敷ほど、こういった細部にまで手が込んでいます。
当時はまだ大変に珍しかったギヤマン(ガラス)がふすまに使われており、
住人の裕福さが伺われます。
古いガラスですから、表面が波打っていたり、気泡が入ったりしています。
それがまた、まだ技術が発達していなかった当時独特の味わいと歴史を感じさせて
良いんですよね
・・・残念ながら私の写真ではイマイチ伝わらないと思うのですが
庭園も素晴らしかったですよ。
「金沢足軽資料館」
いわゆる「足軽」が暮らしていたおうちが移築・再現されています。
足軽たちが住んでいた家は、間取りなど明治以降の庶民が住む一軒家の元となったようで、
お武家様のお屋敷とは違ってグッと庶民的な雰囲気で親しみが湧きました、
そのまま住んでも違和感がない感じ(笑)
ね、今でも普通にありそうなおうちですよね。
ちなみに足軽の人たちは、いつでもすぐ出兵できるように常に身軽でなくてはならず、
冬でも長袴などを着ることは許されず、素足でなければならなかったんですって!
ああ、北陸の冬、どれだけ寒かったことでしょう・・・
武家屋敷群の一角にある素敵な和菓子屋さんで、おみやげを購入しました。
「茶菓工房たろう」
チャーミングな女将さんが接客して下さいまして、
楽しいおしゃべりをさせていただきました(^^)試食させていただいた中では、
「地の香」というお菓子が私は特においしかったです、箱も、お香の箱みたいで素敵なの
あと、カカオ味のようかんとかもあってユニーク!
チョコレートのようにおいしくいただきました、これなら和菓子や羊羹に馴れないお子さんとかでも
すんなり食べれそうですよ。
女将さんとお話ししていたら、
「このすぐ近くにも古本屋さんがあるんですよ~(^^)」
と教えてくださり、
あらそれはぜひ行ってみなければ、と場所と名前を聞いたら、
オヨヨ書林さんでありました!
もともと大正時代に鉄工所として使われていた建物だそうですよ、素敵ですねえ~。
(金沢の旅/プロローグ・本編1・本編2・本編3・本編4・本編5・エピローグ)